新型隼のアクセルが重い件。
簡易対応策としてアクセルアシストを装着しカイゼンしたつもりでした。
材質がラバーだったこともありアクセルの重さに負けて経年劣化。
ちぎれてしまいました。
もうここまできたらアクセルリターンスプリングを交換してもらうしかないと思い始め、神奈川県のRIDEWINさんへ持ち込むという手段がありましたがさすがに大阪から行くのは遠すぎる。
そんな中、FBのハヤブサグループでつながった大阪のバイクショップ『Moto EXride』さんがハヤブサ用のオリジナルリターンスプリングを製作、交換カスタマイズをやってると聞いて連絡してみた。
すると在庫がちょうどあるとのことで早速予約をして行ってきました。
バイクショックといいましてもカスタマイズとメンテナンスを得意とされていてショップ。店前に新車や中古車がずらり並んだバイクショップとは違うたたずまい。
いわれないと通り過ぎてしまうようなお店。
サービス工場にはオーナー車の銀ブサがありました。
オーナーの松山さんとは文字でのやりとりはしておりましがお会いするのは初めて。
早速作業開始。
同じ悩みをもつハヤブサオーナーの駆け込み寺。作業は慣れたものです。
通常はカウルを全部はずしますが最小限に抑えて狭いところからアクセレーターをとりだして分解。
おしゃべりしながら粛々と作業が進みます。
オーナーの松山さんもハヤブサ乗り。ハヤブサのこと隅から隅まで把握されてます。
いろんなアドバイスがもらえるのでこのおしゃべりが結構有意義だったりして・・・
バイク業界の闇のお話、油脂類の闇のお話など興味深いことがいろいろ聞けてあっという間でした。
右が純正の硬いスプリング。左がショップオリジナルで製作されたスプリング。
線径と巻き数を変えてあります。どれだけ柔らかくするかは試作を何個も作って仕様が決まったそうです。
R1000Rを流用したものとかじゃないです。
作業終了後はサスセッティングも見ていただき調整してもらいました。
肝心かなめの交換後の感想です!!
もうね、最っ高!!!
とにかく今までアクセルが重くてゆっくり開度だったのがパコスカ開くのでエンジンレスポンスが上がったと勘違いします。乗り出し加速がヤバいヤバい。ハヤブサがSSに変身したかのようです。
帰宅後アクセルがどれだけ軽くなったかデジタル秤で測ってみました。
ずいぶん前に測ったノーマル状態でのアクセルが動き出すまでの重さです。
約4キロでした。
それが・・・
な、な、なんと2.3キロに減少。40%以上軽くなりました。
所有するアドベンチャーバイクトライアンフタイガー800のアクセルも測ってみた。
約2.3キロでほとんど同じ。
ちなみに以前所有していたBMW S1000RRは超軽い1.2キロでした。
スプリングの交換直後は劇的に軽くなるのでアクセルの開け閉めは慎重にしないとダメですが結局は慣れでしょうね。
どれだけ鈍感な人でもこのアクセルの違いははっきりと分かるのでこのカスタマイズは絶対あり。強くお勧めいたします!
なお、Moto EXRIDEさんではスプリングの在庫に限りがありますので行かれる方は事前に在庫確認と作業予約を必ずされたほうがよろしいかと思います。
費用は以下です。
■アクセルリターンスプリング 5000円
■交換作業工賃 12000円
今まで悩みに悩んでいたアクセルが重い件ですがもっと早くやっておけばよかったと後悔しております。
これにて終了、解決いたしました。