こんにちは、ぶたみです豚

前回の続き、Mちゃんの治療記録を綴っていきます

 

前回記事はこちらから↓

 

 

前回のまとめ

下痢は治ったもののてんかんが起きてしまった

腸内環境も良くないため以下の治療にシフト

・お腹用の漢方薬(六君子湯)

・てんかん用のビタミンB剤

・悪玉菌用の抗生剤

・基本的な食事は変えず青汁を追加で与える

 

漢方は青汁に溶かして

ビタミン剤と抗生剤と青汁はシリンジで与えました

 

お薬はシロップで甘くなっているからか、嫌がることなく飲んでくれました気づき

青汁も好きになってくれたみたいでグビグビいきます

 

 今年1月

 

動物病院に通う日々…(月2くらい)

治療経過は

体重 360→310→350→360g

体調 下痢治る てんかん治る

 

となんとか持ち堪えたMちゃん悲しい

 

ようやく発症前の状態に戻ってきました

 

そして先生の見解は…

先生「やっとスタートラインに戻りました。Mちゃんはおそらく盲腸の機能が弱いです。悪玉菌らしきものもだいぶ減りましたが、まだまだいます。もう少し頑張りましょう。目指せ体重400gです。体重が少ないということは、何かあった時の予備エネルギーが少ないということなので。」

 

とのことです

 

確かにお迎えした時ショップから聞いていた体重は460gくらいでした。

 

小柄ですがそのくらいの体重になれるはずです

 

目指せ400gということで、治療継続を決意物申す

 

与えるものはほぼ変えていませんが、

抗生剤だけ強いものに変更

 

先生「この抗生剤は強い分、とても苦いです。苦すぎて失神する子もいます。そんなことがあれば給与は中止してください。」

 

えぇ〜そんな抗生剤があるのか〜煽り

 

早速与えてみるとめちゃくちゃ嫌がる!

シリンジに青汁と一緒に入れるなど工夫してみましたが、全然ダメでした無気力

 

失神まではしてないので、心を鬼にして少しずつ給与。

Mちゃん、頑張ったね悲しい

 

 今年2月

 

体重 380g

体調 問題なし

 

先生「これ以上強い抗生剤はありません。悪玉菌らしきものはいますが、Mちゃんは生まれつきこのような腸内環境であることも考えられます。これからも繊維質を沢山摂って、善玉菌の量を保っていきましょう。これからは体重を定期的に測って減るようであればまたすぐ来てください。特に問題なければ半年後また来てください。時間がかかってしまいすみませんが、お薬での治療は一旦終了にしましょう。」

 

Mちゃん頑張ったね…キラキラ

 

先生から治療終了のお知らせをいただきました!

 

青汁のみ個人的に継続しています

 

そして先日…410g!

 

目標の400g突破!!ニコニコ

 

Mちゃんふっくらしてきたのがわかります飛び出すハート

 

半年後の診察では先生を驚かせましょう凝視

 

治療前

 

治療後

 

写真じゃ分かりずらい(笑)

でも抱っこすると少しふくよかになってきたのと

力が強くなってきたのを感じますニコニコ

 

半年後の診察ではSくんも診てもらいましょう!

 

これからも健康でいてね飛び出すハート

 

と、いうことで

 

皆さんにお伝えしたいのは

・体重減少にはすぐ気づけ!

・おやつあげすぎ厳禁!

です

 

盲腸で繊維質を発酵させることでエネルギーを補うチンチラたちには本来草以外は必要ありません

 

ペレットを補助程度に与えるだけで大丈夫です

 

また、チンチラにとって理想的な腸内細菌叢というのは解明されていません

 

それ故、市販されている乳酸菌製剤などもいわば人間のエゴ的な側面もあるので(意味がないわけではありませんが)与えれば良いという訳ではありません

 

その中に含まれる添加物や糖質によって腸内細菌のバランスが崩れる可能性もあります

 

実際にチンチラは他の哺乳類と比べても乳酸菌が少ないという事実があるので無理に与える必要はありません

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpan/19/2/19_88/_pdf/-char/ja

 

私たちの場合、おやつや乳酸菌製剤を与えてはいましたが、与えすぎの状態ではありませんでした

しかし、Mちゃんの生まれつきの弱さなどの要素が合わさりこのようなことになりました

 

それでもおやつはあげたい…という気持ちはあるのでおやつは葉物メインにしましたクローバー

 

穀物や果実系のおやつは控え、パパイヤの葉などにしています

 

Mちゃんは下痢から始まりましたが、下痢が治ってもそこから体重を増やすのはなかなか苦労し、私たちも一喜一憂していましたネガティブ

 

なんか姿勢が悪く見えるな?

と思っていたら骨が浮き彫りになっていたことに気づきました

 

見るだけ、触るだけでなくしっかり数値として体重を把握していきましょう指差し

 

食欲があっても体重が減るというのはどのペットでもあり得ることです

 

症状として出る前に、手遅れになる前に、

普段からチェックしていこうと心に誓いました

 

私たちは運良く良い先生に出会えたので

ここまで来ることができました

 

この記事を共有することで、皆様の愛するペットのためになれば幸いですにっこり