*☆:;;;:*☆*-銀魂の夢小説-*☆*:;;;:☆* -3ページ目

アナタの隣 6

―翌日―


あかね「早く~」

銀時「わっーたよ 新八~神楽~行くぞ」

新八「銀さん 行くのは良いですけど誰の所に行くんですか?」

神楽「そうネ どこ行くアルカ?」

銀時「そうだな・・・まずは下のババァの所だろ」

新八「そうですね」

あかね「早く行こうよ~」


―――――――――――――――


銀時「おい ババァいるか?」

お登勢「おや? 銀時かい。 珍しいね」


奥から女性が現れた。

この人がお登勢さんなんだろう。


お登勢「まぁいい。 丁度あんたのところに家賃を回収に行こうと思ってた所だ」

銀時「ヤバッ 逃げるぞ」

神・新「ラジャー」

あかね「えっ!? ちょ・・・」

銀時「あかね! 行くぞ!」


銀時はあかねの腕を掴み、新八・神楽と共に外に飛び出して行った。


――――――――――――――――


しばらく走った所であかねが


あかね「銀兄、コレどういう事か説明してくれる? (黒笑)

銀時「えっと~その・・・」

新八「はぁ・・・ 銀さん家賃を滞納してるんですよ・・・」

銀時「新八ィィィ!」

あかね「滞納ってどのぐらい?」

新八「僕が知ってる限り1回も払った事がないです。」

あかね「マヂで?」

新八「マヂです」

神楽「それに、私達の給料も払ってくれた事ないヨ!」

あかね「銀兄、本当?」

銀時「・・・はい」

あかね「はぁ~ ダメだとは思ってたけど、ここまでとは・・・」

銀時「・・・。」

あかね「はぁ・・・。(私もどっかで働いた方が良いのかな・・・)」


あかねがそんな事を考えていると


?「お~い 銀時」


後ろからとても懐かしい声が聞こえた。

振り向いてみたら、やっぱり・・・


銀時「ヅラか・・・」

桂「ヅラじゃない桂だ! たくっお前はこんな所で何をしているのだ?」

銀時「俺かぁ? 俺はコイツに町案内してんだよ」

桂「コイツ?」

あかね「小太郎! 私の事覚えてる?」

桂「・・・あかねか!」

あかね「さすが! やっぱり小太郎は銀兄とは違うね!!」

桂「当たり前だ!」

銀時「で、お前は何してんだよ」

桂「ちょっとエリザベスと散歩にな」

あかね「エリザベス?」


すると桂の後ろから白い奇妙な生物が現れた。

その手には看板を持っていて、


エリ『初めまして』


と書かれていた。


あかね「これがエリザベス?」

桂「そうだ。 可愛いだろ~」

あかね「言われてみれば・・・ (可愛いような可愛くないような・・・)」

エリ『ありがとう』

神楽「さっきから私たちの存在無視してんじゃねーよ」


神楽が桂に殴りかかろうとして所を新八が、


新八「神楽ちゃん 落ち着いて」


と言って止めた。


神楽「新八ィはなすネ! ヅラのくせに・・・」

銀時「あかね、もう行くぞ! 神楽が限界だ」

あかね「え~、じゃあちょっと待って!」

銀時「早くしろよー」

あかね「うん! 小太郎、アド交換しよ!」

桂「あぁ いいぞ」

あかね「赤外線でいい?」

桂「あぁ」


2人は交換を始めた。


神楽「(イライライラ・・・)」


銀時「神楽、もう少しだから我慢しろ」



~♪



どうやら終わったようだ。


あかね「ありがとう! 後でメールするね!!」

桂「いや、俺からする」

あかね「そう・・・? じゃあ絶対メールしてよね!」

桂「分かっている」

銀時「終わったんなら行くぞ」

あかね「はーい。 またね小太郎! エリザベスも!」

エリ『またね』


あかねは銀時だちのもとに走って行った。


桂「フッ・・・ 行くぞエリザベス」


そして桂とエリザベスもその場を去って行った。


――――――――――――――――――


あかね「あ~、楽しかった!」


あかねたちは桂と別れたあと、妙や九兵衛などの所に行った。


神楽「私は疲れたヨ」

新八「僕も疲れました」

銀時「そうだな。そろそろ帰・・・」

?「おや? 旦那じゃねぇですかィ」

銀時「ん?」

神楽「なんでお前らがココにいるネ!」

?「こっちのセリフだ」


2人の黒い服を着た男の人が歩いて来た。


あかね「知り合い?」

銀時「まぁな」

?「誰だソイツ?」

あかね「宮澤アカネって言います!」

土方「俺は”土方十四郎”。コッチは”沖田総悟”だ」

沖田「あかねだったよなぁ 結構カワイイですねィ」

あかね「ありがとう! (美少年だ~)」

神楽「あかね ダメね! ソイツはドSアル!」

あかね「ドS・・・?」

沖田「邪魔すんじゃねェ チャイナ!」

神楽「うるさいネ! ドS!!」


ケンカが始まった。


銀時「はぁ~。 で、なんでお前らはこんな場所にいるんだ?」

土方「あぁ チラシ配っててな」

あかね「チラシ?」

沖田「これでさァ」

あかね「キャッ!」


そこには神楽とケンカしているはずの沖田がいた。


沖田「コレあげまさァ」

あかね「ありがとう・・・」


あかねは沖田からチラシを受け取るとそこには、


[隊士募集! 強ければ女でもOK]


と書かれていた。


沖田「良かったら来て下せィ」

土方「総悟、行くぞ」

沖田「じゃあ旦那これで失礼しまさァ」

銀時「さっさと行きやがれ」


そして土方と沖田は去って行った。


あかね「(新選組かぁ 行ってみようかな・・・)」

銀時「あかね、俺達も帰るぞ」

あかね「うん!」


あかね達も万事屋に帰って行った。



―END―