*☆:;;;:*☆*-銀魂の夢小説-*☆*:;;;:☆* -2ページ目

アナタの隣 7

銀時「そんなの絶対ダメだーー!!!」

あかね「いいじゃんよ!」

2人は朝からケンカしていた。

新八「神楽ちゃん、2人ともどうしたの?」

神楽「あかね
が真選組で働くって言い出して、銀ちゃんがそれを反対してるネ」

新八「なるほどね」

新八は神楽に質問をした後、再び銀時達に視線をもどした。

銀時「あんな所で働くなんて絶対ダメだ」

あかね
「なんで?」

銀時「なんでもだ! 働く場所なんか真選組じゃなくても良いだろ」

あかね
「銀兄! こんな私がレストランとかコンビニで働けると思うの!?」

銀時「それ自分で言ってて悲しくなんないか?」

あかね
「銀兄!!」

銀時「…寝てる時に襲われたら」

あかね
「寝泊まりはココでするし」

銀時「ケガでもしたら」

あかね
「私そんなに弱くないし」

銀時「でもよ」

あかね
「それに、いざとなったら銀兄が来てくれるでしょ?」

銀時「なっ!!」

あかね
(ニコッ)

銀時「~~~っ// わかったよ」

頬を赤くそめながら言う銀時を見て神楽が

神楽「銀ちゃんは一生あかね
に勝てないネ」

と言った。 それに新八は

新八「そうですね」

と、うなずいた。

あかね
「じゃあ銀兄、真選組まで連れてってね」

銀時「はぁ~」
―――――――――――――
あかね
「へぇ~ ココが真選組か」

銀時「終わったら電話しろよ」

あかね
「りょーかい」

銀時はそう言い残して万事屋に帰って行った。

あかね
「さてと」




あかね
「すみませーん」

?「はい! なにか御用ですか?」

あかね
「このチラシの事で来たんですけど」

山崎「そうですか! あっ俺‘山崎 退’って言います」

あかね
「宜しくお願いします! 山崎さん(ニコッ)」

山崎「(カワイイ人だな~//)では、俺について来てください。 えっと~」

あかね
「宮澤 あかね

です」
山崎「じゃあ宮澤さん行きましょうか」

あかね
「はい!」
―――――――――――――
山崎「局長~ 入隊希望の人つれてきました」

?「なに? 本当か!」

山崎「はい! 宮澤
さんこちらに」

あかね
「お願いしまーす!」

?「君が希望者か?」

あかね
「はい!」

近藤「そうか! 俺は局長の‘近藤 勲’だ」

あかね「宮澤 あかね
です!」

近藤「あかね
ちゃんか! よろしくな」

あかね
「こちらこそお願いします!」

近藤「おーいトシ!総悟! 入隊希望者が来たぞー」

土方「希望者?」

あかね
「来ちゃいました~」

土方「お前!」

総悟「あかね
じゃねぇですかィ」

近藤「なんだ、お前ら知り合いか?」

土方「昨日、会ってな…」

総悟「入隊希望って事は、強いんですよねィ?」

あかね
「自分で言うのもどうかと思うんですけど……強いと思いますよ」

土方「なら入隊試験は、総悟と戦ってもらう」

総悟「俺ですかィ?」

土方「あぁ」

あかね
「それって勝たなきゃいけないんですか?」

土方「いや別に勝たなくてもいい。 俺か近藤さんが大丈夫だと判断したらそれでいい」

あかね
「それなら大丈夫かな~ あっ、ルールとかあります?」

土方「ない」

総悟「刀ですかィ? 木刀ですかィ?」

近藤「木刀だ!」

土方「俺は刀でもいいと思うが…近藤さんが木刀って言うんでな」

総悟「そうですかィ」

あかね
「あの~ 試験って今からやるんですか?」

土方「そうだな」

あかね
「分かりました。 でも少しだけ待ってください」

あかね
はそう言うと頭につけていたリボンをほどき、髪を上の方で1つにまとめた。←ポニーテール

あかね
「よし! 私、木刀もってないんで貸してもらえますか?」

土方「あぁ山崎、木刀もってこい」

総悟「俺のも頼みまさァ」

山崎「はい!」


山崎は木刀を2本とりに行った。

あかね
「沖田さん、手加減してくださいね」

総悟「まぁ 頑張ってくだせェ」

山崎「持ってきましたー」

山崎が木刀を持ってきた←なんか早くね?

2人は木刀を受け取り、ある程度の距離をとって木刀をかまえた。

総悟「攻めてきていいですぜィ」

あかね
「そうですか? なら遠慮なく!!」

バシッ

あかね
は総悟に正面からぶつかっていった。

パシッ バシッ

近藤「あかね
ちゃんスゴイじゃないか!」

土方「そうだな…」

あかね
と総悟は今、少し距離をおいている。

総悟「やるじゃねぇですかィ」

あかね
「ありがとうございます」

そして2人は再びぶつかりあった。

すると、総悟があかね
背後をとった。

総悟(これで終わりでさァ)

だがあかねはそれをかわした

総悟「!!」

あかねは、すぐさま総悟のふところにはいりこんだ。

そして、あかねの木刀は総悟の首に突きつけられていた。

山崎「まさか…」

近藤「総悟が」

「「負けたァァァ!?」」

土方「んなわけあるか! よく見てみろ」

あかね「さすがですね」

総悟の木刀はあかねの胸にむけられていた。

総悟「当たり前でさァ」

総悟がそう言うと2人は木刀を下にさげた。

あかね「終わりましたよ~」

近藤「スゴイじゃないか! 総悟と互角だなんて!!」

あかね
「ありがとうございます!」

総悟「で、結果はどうなんでィ」

土方「あぁ もちろん合格だ」

あかね
「本当ですか!?」

近藤「本当だ」

土方「明日からココに来い。 いいな」

あかね
「はい!」

こうしてあかねは真選組で働くことになった。

-END-