エドガー・ケイシー  の語ったアトランティス滅亡に至る重大な要因として、「光の子ら」と「ベリアルの子ら」との対立があり、最終的には「神官」によって大切に守られてきた「エネルギー装置」であるクリスタルを奪われてしまった事が挙げられます。その背後には、当時存在した「巨獣」が人類を脅かしていたと言う問題がありました。

 

 

 「ベリアルの子ら」は全世界の支配者となるべく振る舞い、地球を破壊するほどのクリスタルの照射を行い、ついには「神」の介入を招くことになり、以後3度にわたる大陸の沈没を経験しながらアトランティスは完全に海底に姿を消してしまう経緯がリーディングによって明らかにされています。その結果当時の人類を悩ましていた「巨獣」が絶滅したとの事です。現在では「恐竜」として知られる化石が、ケイシーリーディングが真実であったことを物語っています。

 

 

 リーディングでは天変地異の直前までは「巨獣」が生きていたと述べております。しかもアトランティス沈没の原因が、この「巨獣」退治に使えと主張する「ベリアルの子ら」にクリスタルを奪われてしまった事が発端であるとしています。ところでどうして現代の科学でこのことを証明できないのでしょうか。どうやら進化論の存在が、その研究を阻む原因になっているように思われます。

 

(進化論と創造論2)

 

https://youtu.be/-h

 

 

 さて「コロナウィルス」「ロックダウン」「世界中の経済活動停止」それに続く国をあげての「ワクチン接種」など、前代未聞の異常な世界情勢を見てみますと、上記ケイシーリーディングにみる「光の子ら」と「ベリアルの子ら」との戦いの「再現」ではないかと私には思われるのです。前回アトランティスの戦いの際に「光の子ら」は地球上の山岳地帯や人里離れた荒野に身を隠したことが知られています。そして時が満ちたなら再び現れて、決戦が行われることも。

 

 

 トランプさんの登場で、次から次へと明らかになる「DS」の世界支配の仕組みを知ることができました。まさに、目的は人間の奴隷化にありそうです。

 

「ベリアルの子ら」はアトランティス時代、人間を「モノ」と呼んで家畜のように使役していました。タダで働く都合のいい奴隷です。アトランティスが沈没する危機に見舞われた時、エジプトの神官「ラータ」が「ベリアルの子ら」と交渉し、人間解放を条件にアトランティス民族のエジプト移住を許可します。このラータがケイシーの前生であるとリーディングは述べています。

 

 当時の「人間」はこの世界にやって来る時に、各々の「想念」によって創り出された肉体に入り込んだために、いろんな動物の一部を持っている者が多くいました。驚くべきリーディングがあります。

 

(以下、リーディング検索システムより抜粋)

 

(問)先述されたスフィンクスの形にはどのような意義があるのでしょうか? 

 

(答)このアラアラート王と神官の時代(それらの理解が始まり、それに対する誤った解釈において地獄を通過したわけであるが)、今日でいうところの考古学研究という方法によって調査が行われた。土地の位置に最初の変化が生じたあの時期に、今日であれば「物」と呼べるような人々がアトランティスから脱出して来た。その頃、ナイル(当時はノウルと呼ばれた)は、この国のコンゴ側の端で、大西洋に注ぎ込んでいた。今日のサハラは肥沃な土地であり、その地の端に都市が、太陽を崇める都市が、築かれた。

 

・・・ここに省略あり・・・

 

このような付属物は、いろいろな仕方で、その国の他の場所にあるさまざまなスフィンクスの多くに示されている――人間とライオンの合体したもの、さまざまな形態の翼、さまざまな成長段階にある特徴などに見られる。これらは、それらの投射体が今日あるような人間に成長するまでのさまざまな成長過程が後世に伝えられたものを示している。

 

・・・ここに省略あり・・・

 

(よろしいかな。ほどんどの人には当時、尻尾が生えていたのだ!) (5748-6)

 

 

 

 そうしてエジプトへ逃れた彼らは、神官「ラータ」主導により「犠牲の宮」で不要な付属物を体から取り去り、「美しの宮」で人間らしい精神を身につけて、本人の努力次第で創造主の元へ帰還できる可能性を手に入れたのです。

 

 

 ところが「ベリアルの子ら」はその後、「光の子ら」が身を隠している間に力をつけ、戦争等により捕虜として人間狩りを行ない、植民地を増やし、再び人間を奴隷として支配する道を選択したのでしょう。これが世界史は戦争の連続であった理由であると考えます。まさしく地球は「ベリアル」のための世界になった訳です。

 

 

 それでは「ベリアル」とは何者でしょうか。そして「どの時代」にやって来たのでしょうか。実は、ケイシー・リーディングの中に、それらしい記述があるのです。

 

(以下、リーディング検索システムより抜粋)

 

 

(問) この経路を通して示されたライフリーディングで述べられたことですが(1925年5月18日 2802-1)、アトランティスにおける最高位者の息子ら、そして魂達の地球への二度目の来訪、ということで何が意味されていますか? 

 

(答) この時代において見たように…(この質問においては、起きていることを構成するに当たって、事実起きていることを投影する言葉に誤りがある! )…正しい経路を通して存在へとやって来た、つまり、創造者によって創造されたものの意志と併せて、投影の連鎖の中でも魂達の継続性の意志があった―お分かりか? 

 

 一方で、子孫から出た魂達の中に、満足し喜ぶために自分を形体に入れようと一生懸命になる魂(肉体的感覚つまり創られた五感の力として知られている欲望を持つ魂)が現れ、お互いが戦いを続ける状態になった

 

 そしてその時、他の源(世界)から、創造的諸力の最初の目的からして、均衡の維持を図ろうとする魂達、つまり、与えられた活動領域の中で自らを最大に発揮するような、それ自身の活動で創造する能力を与えられた魂達の継続的な参入があった…よろしいか? 

 

 従って、二度目。つまり、引き起こされた活動のために、この時期、地球次元として知られているものへの魂の継続的な参入があった。述べたことを思い出しなさい。

 

 二度目において、つまりアダムから3代目、アミリウスから4代目(アダム、セツ、エノシュ…と続く。従ってアダムの孫エノシュの時代:訳注)、「その時代に人々は主の御名を呼び始めた」ことがあった(創世記4:26)…これは正しい! 

 

 それ以来、つまらぬこと、不浄なものをつくり出す要素が人の中で十字架にかけられる時、主なる神の霊が臨在される! これらの要素が平衡を失う時、肉体、精神体、心の想像することは邪になる。つまり、人の目的は悪いものとなり、そうして戦いは続けられている…開闢以来。

 

 

 それはまさしく原初以来、人間の内面の継続的な葛藤である。何故なら、こうした変化と共に、罪がこの世にもたらされ、それと共にその果実すなわち罪の種が生じた。それらは、我々が物質世界で目にするものである。例えば、良い土壌を汚している諸々、第一原因の構成物から成る基本元素(自然力)を損なっている諸々、そして疫病等々が見られる…お分かりか? 

 

 

 そのため、あらゆる創造的諸力を通して次に起きることは、進行している罪の果実がその活動力の中で、影響を被っているものを腐敗させる種子をもたらすか、あるいは浄化させる種子をもたらすかである。(364-7)

 

 

 

 

 「ベリアルの子」はケイシーだけが言っているのではなく、意外なことに日本人で同様のことを語っている人がいる事をご存知でしょうか。

 

(以下、引用させて戴きます。太字は私が施しました。)

 

【アトランティス滅亡の核心:悲劇の王女が語った人類への警鐘】--p1 

2008年1月22日(火) 

フェニックス 

 

 現代文明は科学の進歩のために霊性を見失い、滅亡の危機に瀕している。ようやく地球的環境危機なども大々的に報道されるようになりつつあるように、「人類の破局」が到来するという危険を座視することはできない。この危機を回避して「愛の星・地球」を実現するということが、このレムリアの大目標であり、その存在意義である。 

 

 この危機はアトランティス文明滅亡の際に類似しており、すでにダイアリー「輝け、愛の戦士たち」(2007年11月15日)で書いたように、その際に最後まで抵抗して「神の国の実現」を追求し続けた人々、つまり決して「あきらめない者たち」が、レムリアに集っている。そして、「あきらめない者たち」によって一度は救出されながらもアトランティスの滅亡と運命を共にした王女が、昨年末にアマーリエさんを通じて現れた。その悲劇の王女はアデレードと名乗られて、その滅亡をもたらした理由を説明し悲痛な思いを語りながら、現代の私たちに「同じ失敗を繰り返す事なかれ」という趣旨のメッセージを送られた。 

 

 時に3期に分類されるアトランティスでは、前期に出られた聖クザーヌスが科学と信仰の一致を主張する理神論を説かれ、神の存在や霊的な力の存在は知られており、「神とは宇宙を生かすエネルギーである」と考えられていた(1)。聖クザーヌスは「神は愛のエネルギーである」ということも説かれたのだが、後世では単に「エネルギー」という科学的側面や霊的な力の方が重視されるようになっていった。アトランティス中期に大聖トスが出られ、万能の天才として法を集大成されたが、それは愛情よりもむしろ科学や知性に傾いたものだった。トスは天上界に還られたが、この傾向はアトランティス末期の問題点につながっており、晩年には危ない面をはらんでいた(2)。 

 

 これらの思想を反映して、アトランティスの神官はまず科学者であり、その上で霊的な超能力、法力を開発して神の力を体現し利用しようとしていた。いわば、彼らは科学的霊能力者だったのである。クリスタルによって精神波を増幅し、人ごとに異なるその力を増幅して用いた。科学的超能力によって神のエネルギーを大きく発現することのできる人が神近き人と考えられたのである。 

 

 この方法によって反重力が作り出され、レンガなどを飛ばしたり人間が飛んだりすることができた。映画マトリックスに描かれているような世界である。アトランティス崩壊時にアモン2世らがエジプトに逃れてこの方法を伝え、大ピラミッドを作った。また、幾つかの大きなクリスタルによって宇宙のエネルギーが増幅されてエネルギーの貯蔵庫が作り出され、それが動力源となっていた。この最大のものがバミューダ・トライアンダルに沈んでいるので、その地域では不思議な現象が起こっているのである(3)。 

 

 ところが、この超能力は愛を軽視して霊的パワーを追求するという傾向を招き、アトランティス末期には、いわば悪魔術によるその悪用・誤用が大規模に生じた。今日のカルト教団を思わせるような、いわば新興宗教も流行していた(4)。神官にはいわば大魔術師のような人もいた。超能力を求める気持ちが、天狗や魔法界などのいわゆる裏の世界と同通して、魔術師のような力を持ったのである。それで彼らはますます「神の如くなった」と思い、人や社会を支配しようとした。こうして、裏だけではなく、サタンのような闇の魔も影響を与えるようになった。 

 

 アトランティスは3回にわたって沈没したとされているが、最後の段階では、王家から、イエス・キリストの前身の一人であるアガシャー大王が出られ、愛を説かれた(5)。理神論を正面から否定するのではなく、その真意を説明する形で優しい愛情の意義を強調されたのである。当時は多くの人々が霊的能力を持っていたからアガシャー大王も当然それを持っておられたが、それだけに把われるのを戒められて、穏やかに愛を説かれたのである。毎月のように大広場で説法され、多くの人々がそれを信じ、「神の御国」の到来を待望した。

 

 

【アトランティス滅亡の核心:悲劇の王女が語った人類への警鐘】--p2 

2008年1月22日(火) 

フェニックス 

 

 また、アガシャー大王の后は、後に聖母マリアとして転生された方であり、家庭の愛などを行動によって示された。また、当時のアトランティスには、エジプトで描かれているような半人半獣の存在がおり、それが奴隷階級のようになっていた。当時は、それが「物」のように扱われていたのだが、お后は、彼らもロボットや機械ではなく「神の子」であると言われて、深い愛情を示された(6)。それを見て育った王女アデレードは、涙に声を詰まらせて、母たる后の愛情を語られた。 

 

 しかし、当時の神官や新興宗教の人々は、科学や超能力への信仰に陥り、それらの力の優越によって自分たちを神近き者としていたので、このようなアガシャー大王の教えは大きな反感を招いた。そこで、彼らは、「アガシャー大王の教えは情などを重視する」という点で間違っているとし、「王家の人々はサタンの声を聞いている」として批判をしたのである。 

 

 ここには、権力問題の側面もあった。今日の先進諸国の政治とは違って、アトランティスでは大神官や巫女たちが政治と深く関わっており、科学者でもある大神官は大きな実権を持っていたからである。他方で、この段階では王家はいわば象徴天皇制のようなものとなっており、大きな実権を持ってはいなかった。ところが、アガシャー大王はその后ともども愛を示して「神の御国」の到来とその実現を唱えたので、この教えを信奉する人が増えるということは、王家が権威やさらには権力を持つということを意味した。これは、それまで霊能力によって神近き者と自称してきた神官たちにとって、その利権を侵害されるという大きな脅威となったのである。 

 

 思い上がって欲得を追求していた大神官たちは、「王家が神の領域にまで口を出すのか」と怒って、この権力欲が魔と同通した。そして、大魔術師ないし神官たちはなんとクーデターを起こし、アガシャー大王を信奉する人々を捕え、彼らに「悪魔と通じた」という汚名を着せて広場で生き埋めにし、大王をはじめ王家の人々も殺害するという暴挙に出た。アガシャー大王はアモンに後事を託し、理解者の神官・科学者とともにエジプトに脱出させる一方で、自らは残って死ぬことを選ばれたのである。 

 

 気が強かった王女は巫女であり、大神官たちにくってかかって電磁波の石の牢獄に幽閉されたが、「決してあきらめない者たち」によって救出された。アトランティスを自分の一部のように感じていた王女は、救出してくれた人々の信頼に応え、父親の無念さをはらそうとして、彼らと共に命がけで「神の御国」の実現を目指したのだが、時すでに遅くアトランティスの滅亡と運命をともにしたのである(上述のダイアリー参照)。 

 

 この政治的側面には、現代文明との相違が存在する。今日では、政治と宗教は基本的には分離されているので、カルト的な新興宗教が現れても政治的な権力を行使してこのような暴挙を行うことは難しい。そこで、霊道を開いた人が間違ったことを主張しても、そのような人々の多くは社会の下層とみなされているから、社会的に大きな影響を与えない。だからこそ、多くの人々が神の存在を忘れて魔の影響力がきわめて強くなっていても、今日の世界はまだアトランティスのような結末を免れていると言うこともできよう。これは幸いである。 

 

 ところが、アトランティスにおいては霊的な力の存在が広く認識されており、しかも政治権力と結合していたから、良い場合にはアガシャー大王のように王族が正しい教えを説いて人々を啓発することができるが、反対に悪くなると、魔に支配された科学的霊能力者が政治権力を行使して、暴力によって世界を支配することが可能になってしまうのである。

 

 

 

【アトランティス滅亡の核心:悲劇の王女が語った人類への警鐘】--p3 

2008年1月22日(火) 

フェニックス 

 

 つまり、ここにおいては、科学と霊能力と政治権力が結合し一体となって、魔の道具となったことになる。この三つの悪しき三位一体、そのトリアーデが、最終的にアトランティス滅亡をもたらした核心である。 

 

 この結合によって、魔は救世主を殺害し世界を支配するに至った。当時はサタンたちは「ベリアル」(7)と呼ばれており、魔、すなわちケーシー・リーディングに言う「ベリアルの子たち」(ベリアルを奉じる人々)が「神の掟の子たち」、つまり光の天使たちに勝利してしまった。この決定的な事件が、反作用を招いてアトランティス大陸は沈没してしまったのである。 

 

 我かくのごとく聞けり(如是我聞)。アマーリエさんを通じ、悲劇の王女から私はこのように聞いた。このアトランティス滅亡の真実は、アマーリエさんの封印が解かれたことによって、人類にはじめて明かされたのではないだろうか。 

 

 エドガー・ケーシーはアトランティスについて多くの情報を明らかにし、ケーシーの前身たる神官ラータがいたというエジプトについて詳しい情報をもたらしている。ラータは、アトランティスからの移住者アラートとともに来てアラート王のもとで新しい国家を樹立した後で、政治的な闘争に敗れてヌビア(アビシニア、リビア)に9年間追放されたが、その後で国家が混乱したので呼び戻されて、エジプトの民とアトランティスからの来訪者との融和を図るために活躍した、という。そして、「美の神殿」、すなわちケーシー・りーディングに言う「美宮」や「犠牲宮」を作って、そこで半人半獣の存在を手術して人間にした(8)。これは、王女が語る、その母の言動とまさに一致する。 

 

 反面、ケーシー・リーディングでは、アトランティスの滅亡については「ベリアルの子らが反逆を起こし、完全な破滅を招く天変地異」「霊的な真理を物質的利益のために使うことによって国の崩壊を迎えた」というような抽象的な説明になっている(9)。アガシャー大王の登場と殺害といった決定的な事件が語られていないように思われ、アガシャー大王とその殺害についてはK会ではじめて本格的に明かされたと考えられる。だから、王女が語る以上の内容は、ケーシー・リーディングと一致するとともに、そこでは明かされていないアトランティス滅亡の詳細な真実を明かすものである。 

 

 つまり、アマーリエさんの記憶の封印が解かれることによって、人類にアトランティス滅亡の真実について、かつてない詳細が明かされ、その封印が解かれたのである。これは、人類に対する教訓として、現在という決定的な時期にはじめて明かされた真実である。私たちは、現在の危機を乗り切りシフトアップを実現するために、ここから教訓を学ばなければならない。 

 

 科学の進歩に目を奪われて、実在の世界を忘却してはいけない。物質だけに目を奪われて欲望を追求する生活に溺れてはいけない。もちろん、これは現代文明にとってきわめて重要なことであり、アトランティスの科学信仰の二の舞となってはならない。これが第1の教訓であろう。 

 

 けれども、科学的な唯物論を否定して霊的世界を認識すれば十分であるというわけではない。ここにも、もう一つの罠がある。科学的な霊的知識を持っていても、その知識を欲望追求に使えば、科学に支えられた霊能力の誤用に至ってしまう。これが第二の教訓であり、むしろ教訓の核心である。 

 

 科学にせよ、霊的能力にせよ、政治権力にせよ、これらは「何のためのものか」ということを考えなければならない。それを見失って欲望追求のために使ってしまったことが、「ベリアル」の世界支配、そして王女が愛してやまなかった祖国・アトランティスの滅亡を招いてしまったのである。 

 

 それを避けるための鍵は愛である。単に宗教とか霊的能力というだけでは足りない。愛こそが鍵であり、愛のためにこそ、これらは行使されなければならない。

 

 

 

【アトランティス滅亡の核心:悲劇の王女が語った人類への警鐘】--p4 

2008年1月22日(火) 

フェニックス 

 

 神とは宇宙を貫く愛のエネルギーである。アトランティスでは「神のエネルギー」の存在については認識していたけれども、それが「愛のエネルギーである」ことを忘れたために失敗したのである。 

 

 愛によって、科学信仰とそれによる唯物的な考え方を避けることができる。そして、愛によって、霊能力の悪用を避けることができる。さらに、愛によって、政治権力の悪用を避けることができる。 

 

 要するに、愛によってはじめて、科学と霊的能力と政治権力からなる悪しきトリアーデを回避することができるのである。そして、愛によってこそ、このそれぞれを正しく働かせることができる。愛による科学、愛による霊性、愛による政治――これらが結合して、愛のトリアーデができるとき、「神の御国」は地上に実現するだろう(10)。 

 

 つまり、愛こそがアルファにしてオメガであり、愛の秘法こそが、このような危機を回避し、「神の御国」の実現をもたらすことを可能にする。愛を忘れて、科学に目を奪われても、霊能力により力だけを追求しても、政治権力を強奪してもならない。愛をすべての基点とし、愛のトリアーデによって「神の御国」を実現させなければならない。これこそが、王女の伝えるアトランティス滅亡からの教訓なのだ。 

 

 王女はアトランティスの無念さを語りつつ、現在の危機に対して「今度こそ『神の御国』の実現を」と訴え、私たちに「なぜ命がけでやらないのか?」と問いかける。私たちはこの問いかけを真剣に引き受けて、今度こそ「愛の星・地球=神の御国」を地上に顕現させなければならない。

 

 

 

 

 

出典:https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1322641&id=29239683