精油の体内動態を考える | イロイト

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40歳からの私。軽やかに生きる。
自然療法が、あなたの心と体を整え、自然で心地よい丁寧な暮らしを提案します。

アロマテラピーサロンilo

久保田泉先生のZOOM講座

 

精油の体内動態を考える

 

全3回の講座の、今日は1回目でした。

 

精油は色々な有機化合物で構成されていて、様々な作用を持ちますが

それを私たちが使用した時には

そのままずっと変わらないものではなく、代謝を受けて変化をし、体外に排出されます。

 

アロマセラピーを取り入れた施術も行いますし

講師というお仕事もさせていただいた中で、

体内動態に関しては

とても興味もあり、大切だと思っているものの、本当に難しい分野だと感じています。

 

難しいというのは、

学問として難しいということよりも

一人一人違う反応が出るであろうということ。

それは、体内外の条件によっても随分変わりますし、

薬ではないので、体内の動きについてのエビデンスも少ないのです。

 

でも、精油を使って仕事をしている以上

知っておきたいと思って

独学ではありますが、勉強をして、まとめのノートを作り

自分なりの安全性と危険性の仮説を立てたりしておりました。


テキストと、自分のまとめ資料も見比べながら☺️

 


そもそも精油がどの位皮膚から吸収されるだろうか?

部位によってはどう?

嗅ぐということは?

脳への刺激ではどう?

ホルモン用作用って、どんな風に働くだろうか?

などなど・・

 

 

泉先生はお薬の業界からアロマテラピーの世界にいらした方です。

 

とてもわかりやすくお話をしてくださり、

勉強してきたことの答え合わせをしていくような感覚でした。

 

より納得がいく知識をいただいたところもありますし、

自分の仮説は、なかなか良い所を捉えていそうでもあり、

整理をして、またしっかり落とし込むことができたとても有意義で、楽しい時間でした。

 

 

お薬のお話の中で

子供が小学生の頃のことを思い出し、

その時に起こっていたことでも、わかったことがありました。

 

おそらくストレスが原因で

右目の周りだけアトピー症状が出た時に

ステロイド薬を塗れば少し治り、止めればまた症状が出るということがありました。

 

あまりにも治らないので大きな病院に行った時に

今まで使っていたお薬より強い薬が処方されました。

先生からは、次の受診の時まで、必ず毎日使うようにと言われたのですが

強いお薬ですし、私も怖くて良くなるとちょっとやめてみる。

またひどくなると使うという事を繰り返し

受診日を迎えました。

先生が思っている状態に当然なっていなくて、

すごく怒って、勝手にやめないでちゃんと使うようにと言われました。

そんな怒らなくても〜と腹も立ったのですが

いただいたお薬が、今までのよりもとても良く効いたので、

最後の砦のような気持ちだったのです。

だから、グッと堪えて、先生のいう通りにやってみました。

 

強い薬でおさまってくると、少しづつ弱い薬に変わって行って

それもちゃんと使うように念を押されました。

そして本当に、再発がない状態になったのです。

治って本当に良かったのですが

訳がわからないままでした。

でも、今日!!

久保田先生のお話で、その理由がわかりました。

 

少しづつお薬を弱くしていくことが

ホルモン薬を使う治療にとって大事なことでした。

 

それならそうと、病院の先生が説明してくれたらよかったのにとは思いましたが、

その知識をいただけたことは、とても良かったし、

それについて、また勉強を重ねたいとも思いました。

それが誰かの役に立つかもしれませんものね!

 

 

久保田先生のアロマテラピー愛が沢山詰まっていて、

されで何故か、時折胸が熱くなって涙腺に触るような

エールをいただくような気持ちになる講座です。

 

あと2回も楽しみです!