十聖球世界…。

それは、
ある宝貝のような神具の中に
閉じ込められた世界観の違う世界同士が
結びついた世界…。

それに対し、
十魔球世界は…。

これもまた宝貝のような魔導具の中に
閉じ込められた世界観の違う世界同士が
結びついた世界…。

まあ、
どちらかというと
善的な世界観をもった世界の集まった方が
十聖球に属し、
悪的な世界観をもった世界の集まった方が
十魔球に属しているのである…。



先ず始めに…。
その中の十聖球に属しているうちの一つ、
No.1の分け御魂聖球・
『セロテープ型螺旋時空世界観世界』が
創国滅亡から少し経った時期に、
邪魔な蓋が無くなった隙を狙ったかのように
その封印からの復活を果たす。

それに呼応するかのように、
続々と復活していく十聖球世界…。
No.2の分け御魂聖球・
『理想⇄最悪の自己存在同士競争世界観世界』、
No.3の分け御魂聖球・
『時素=霊子=知素(真理素粒子)世界観世界』、
No.4の分け御魂聖球・
『象限独楽&軸棒剣山創造主亀世界観世界』、
No.5の分け御魂聖球・
『プラトン立体各宇宙頂点特異点・
五行ペンタゴンピラミッド世界観世界』、
No.6の分け御魂聖球・
『1/f揺らぎ振り子三目並べダイス世界観世界』
No.7の分け御魂聖球・
『並行世界メノラー真理天秤世界観世界』、
No.8の分け御魂聖球・
『ハニカム次元的レンコン世界観世界』、
No.9の分け御魂聖球・
『オグドアド魔方陣ルービック世界観世界』、
No.10の分け御魂聖球・
『無限鏡的万華鏡型輪廻宇宙世界観世界』。
と、
それら全てを結びつける力を持つ
No.0の核御魂神球・
『蜘蛛の巣シナプスインフレ宇宙世界観世界』。
また更にそれに対し呼応するかのように、
これまた続々と復活していく十魔球世界…。
No.1の分け御魂魔球・
『時気抵抗型巻き戻しメジャー世界観世界』、
No.2の分け御魂魔球・
『悪の正義&死の正義・双子の闇世界観世界』、
No.3の分け御魂魔球・
『穢れ⇄排他⇄呪いの
   三項対立型ディストピア世界観世界』、
No.4の分け御魂魔球・
『次元の死神の鎌による
   四次元の千切り=一輪廻世界観世界』、
No.5の分け御魂魔球・
『悪の五位一体神である、
   破壊神⇄厄神⇄邪神⇄修羅神(争神)⇄混沌神の
   五国志的世界観世界』、
No.6の分け御魂魔球・
『六大反希望星世界観世界』、
  (→欲望星・野望星・失望星・絶望星・
       渇望星・怨望星のみしか無い世界)
No.7の分け御魂魔球・
『七つの大罪飛び石世界観世界』、
No.8の分け御魂魔球・
『反世界への
   スターゲート的八門遁甲世界観世界』、
No.9の分け御魂魔球・
『謎&匿名&秘密&暗号&未知&隠棲&疑問&
  摩訶不思議&奇妙奇天烈の九未知世界観世界』、
No.10の分け御魂魔球・
『自然対数のタルタロス型
  超冥界”スーパーシバルバー”十皇世界観世界』、
と、
コチラもそれら全てを結びつける力を持つ
No.0の核御魂超球・
『白蟻の巣型癌細胞デフレ宇宙世界観世界』
である…‼︎



元々の心(or脳内)の天界神たちは、
突如起こった事件に対処するべく。

この両方の派の世界観世界全てを
自分たちの領域から遠ざけるしか
なかった…!

何故なら、
その時既に唯一対処できる者である
”封宝袋”が居なかったから、
であるが…そして…。

そもそも何故、
彼らの世界観世界は
封印される事になっていたのか…。

それは、
天界以外の地…。

それこそ心(or脳内)の冥界という、
天界よりも早く誕生していた世界から
”カンブリア爆発”の如く生み出された世界
だったからで、
全天界体を生み出した三大人格神、
過去人格、今人格、未来人格が協力し合い
全冥界体を征服後に邪魔だった
それら全ての世界観世界を封印し、
その土台の上に全天界体を
創っていたからである。
(なお当時のそれぞれの呼び名は、
十聖球世界→雪辱系十大世界観世界。
十魔球世界→復讐系十大世界観世界。)



こうして、
また新たな地で
争い合う宿命となった両陣営。

そして
バランスが取れなければ、
結局全てが滅んで行くのが
『世界』というもの。

自然に、
彼ら同士で独立した結び付きを持つ
『世界』となっていったのである…!
十聖球世界……………………………………
(心のセフィロト独立リーグ)     
                       梵次元→
                       創界・天界・夢界。
                       (魂、生命の素)
                       生次元(投影の世界)→
                       福界・人界・鏡界・役界。
                       死次元→
                       神界・冥界・影界。
                                       ⇅
間には”中立の河”、”中道の河”、”中庸の河”。
(聖側の岸)=陰次元。 =冲次元。  =陽次元。
(魔側の岸)=恥次元。 =血次元。  =主次元。
                                       ⇅                (真)
十魔球世界……………………………………
(心のクリフォト独立リーグ)
                       正次元→
                     虚界・知界・架空(or欲or幻)界。
                       (魄・反生命の素)
                       仲次元→
                       光(祝)界・時界・
                       垂直(記憶)世界・闇(呪)界。
                       反次元→
                       理界・穢界・底(罪)界。
                       ↓
自分の意識・意志がこれらの世界を
旅して行き、
自分を形作って行くのである。

彼らの世界は、
心の歯車であり永久機関である。

それを動かして行くのが
自己の魂であり、
自分という独立したエネルギーである。
人生が上手くいかないのは、
その魂が成長する為の
神からの過剰な栄養の為である。
→運命の抵抗Rの働きにより起こる。
   (宿命の速さ)
そこで
生命力と活力を自分で爆発させ、
その調整・調節までも自分の力で
後押しさせてやらねばならない。
→運命の電圧Vの働きにより起こさせる。
   (宿命の距離)
それを流す力。
それが努力や忍耐、我慢に辛抱であり、
自分の人生・歴史に
楔を打ち込み、自分を保つ魂の仕事。
→運命の電流Iの働きにより起こす。
   (宿命の時間)

…そうして
次の人生を送る時も、
こうして同じ働きを
していくことだろう…‼︎

…こうして
それぞれの中でも
隠れし世界が、
密かに誰にも知られず
裏にて働き続けることだろう…‼︎

…このあとは、
読者各位の中で
物語が続いていくことなのです…‼︎

ー完(物語上は…)ー