不確なことを
ほんの少し信じてみた。
変わっていくことに不思議と抵抗がなくなっていた。
人は身勝手というかもしれない。
不思議に思うかもしれない。
だけど今のあたしはそれさえも受け入れられる。
力いっぱいもがき求めているのをわかっているから。
点と点が線になる瞬間におもう。
喜びも悲しみも苦しみも
傷みもやすらぎも
強さも弱さも、すべて。
何度も繰り返し
いつか線になる。
予測不可能でランダム。
フラットになることなんてないのだ。
いいことも
そうでないことも。
つながることはリスクを伴う。
それもわかっている。
ほんとうのところ、なにも知らなければ
信じるものも、疑うものもほんの少しでよかったのだ。
きっとそれはそれで
とてもしあわせなことなんだと思う。
だけどいまは
リスクを負ってでも進むべきときなのだ。
みたされない心は貪欲すぎて
触れてはいけないところまで浸食する。
心音をきく。
その先はまっ暗な闇しかないのだ…と僕がいう。
悲しい音もしかり。
浅い眠りの悪夢のように、
気がつけば夜霧の濃紺の中で
あの壁が目の前に立ち、うちのめされる。
自ら反対方向に求めあゆんでいたはずなのに
巨大迷路の中でさまよう…
ほんのすこし
いつもびくびくしている自分がいること
それがすべての発端であること
わかっている。
その壁を目の前でとらえることすら
心が荒波にさらされるほど激しく動揺する。
この霧がはれるときがくるのだろうか。
確かなことは
その点と点がつながることは
いまのあたしにはまだないということ。
