■現時点での治療(4rd)

 服用薬→ウルソ(肝臓対策)、タケキャブ(胃薬)、レバミピド(胃薬)、ビオフェルミン(整腸剤)、

       フスタゾール(咳止め)、フロセミド(利尿剤)
 点滴→ドセタキセル、サイラムザ、ボララミン、デカドロン

 

■8/25(木)外来

犬「画像判断の結果、少しだけど腫瘍部は小さくなっているので奏功していると

   思われる。第3クール行きます。ジーラスタ注射は、8/29(月)。

   第4クールは、21日後の9/15(木)に予定。

   第4クール後に、再度画像判断します。」

 

カエル「(薬剤の副作用で)禿げたかいは、あったってことですか?」

 

犬「う~ん、その表現は乱暴だけど、答えはYES。」

 

カエル「それは、やったかいがあった。

   ところで、体重が若干増加しており、第3者にも顔の浮腫を指摘されます。

   頓服を飲むと水分は減るので、浮腫なんだと思いますが、毎日利尿剤を

   飲む必要はありますか?」

 

犬「血液検査上は、腎臓や肝臓の数値は悪くない。血栓もなさそう。

   そして、利尿剤を飲めばすっと下がるから、現段階では毎日の必要はない。

   靴が履けなくなったとか、手が握りこぶし出来なくなるまでは頓服対応。」

 

カエル「了解しました。

   話は変わって、標準治療終了後の選択肢として、緩和ケア病棟を考えてい

   ます。今から、見学や登録作業を行うことは時期尚早ですか?」

 

犬「う~ん、それも正解がない質問なんだよ。精神面で早めに安心したいなら、

   やってもらって構わないけど。診療情報提供書も申請手続きしてもらえれば

   書きます。」

 

カエル「分かりました。少し考えます。」

 

■ケモ室

猫「前回点滴翌日に、手足に蕁麻疹が出来た件は、皮膚科で処方されていた

   ステロイドで治まったようで良かったです。

   原因として、ドセラムをやることによって、皮膚が弱くなった?ことによって

   引き起こされた可能性もありますので、今回も出たら、皮膚科に受診され

   ることをお勧めします。

   いずれにせよ、対処療法しかないのです。」

 

カエル「わかりました。今日でないことを祈ります。」

 

猫「あと、将来を見越しての引っ越しはありだと思います。

   (住居をエレベータ付きにするか、1階にするか。)

   同居人がいるならともかく、ご自分で決断を下さないといけない以上、

   元気な時に決断するのはありです。」

 

カエル「そうですね…。1年あるかないかだし、不安の芽は摘んでおいた方が

   よさそうですね。積極的に考えます。」

 

■担当看護師との面談

うさぎ「標準治療終了後の過ごし方は、皆さん悩みながら決めていくようです。

   (ペーパーを手交され)選択肢は複数あります。

   緩和ケア病棟だと決めていても、ソフトランディングしていく過程の中で

   考えが変わることもあります。

   実際に施設に見学に行って、雰囲気とかで合わないと思ったら、

   その直感を大事にしてください。」

   

カエル「分かりました。今日、画像判断をクリアできたことで、少なくとも9月一杯は

   時間的猶予が出来たので、工程表を作ってみます。」

 

■今の気持ち

とりあえず、1か月の猶予が出来た。これは、素直に喜ぼう。

すぐにでも、工程表を作りたいが、すぐに副作用の倦怠感が来る。

ここは焦らず、来週1週間の副作用に耐えよう。