■現時点での治療(2nd)
タルセバ(分子標的薬)、アバスチン(点滴)、ウルソ(肝臓対策)、アムロジピン(降圧剤)、ミカルディス(降圧剤)
アバスチンは、3週間毎に血液検査&単純X線検査パス後に外来ケモで投与。
■1/27(水)診察
CEAは横ばい(220)。
胸水も横ばい。
「う~ん、胸水のコントロールだけなんだよなぁ。
原発は上手くコントロール出来てるし、画像判断上は問題ないんだよ。」
「入院の支度をする必要はありますか?」
「その必要はありません。」
「」
「あっ、そうそう言い忘れてたんだけどさ、脳静脈に奇形があるらしい。
一回、脳神経外科で診てもらって。」
(涙も引っ込み)「えっ!!言い忘れてたって、過去に何回も脳造影MRI検査やってるじゃないですか?」
「そうなんだけど、専門外だとついつい忘れちゃって…。
経過観察になるとは思うけど、専門医の先生の意見も聞いておきたいし。」
ということで、アバスチン点滴出来た。(12クール)
次回は、2/17(水)。
■脳動静脈奇形
帰宅後、ネットで調べると、主治医が軽く言うほど軽い状態じゃないことが分かってきた。
ただでさえ、出血しやすいのにアバスチンなんか打って良いのか?
それとも、この奇形が悪さをする前に、原疾患で命を落とす方が時間的に早いのか?
疑問は、泉のように湧き出て来る。
せっかく、タルセバ継続になったのに、今度はまた別の疾患かよ。
とにかく、脳神経外科の受診は1/29(金)。診察結果を待とう。
■副作用
味覚障害→タグリッソ時代から踏襲。「塩分苦い」「唐辛子だめ」&「カレーだめ」
爪囲炎 →掌に瘡蓋が出来ていた。どうやら、手の洗いすぎ。
下痢→薬の副作用ではないと判断。冷たいものは、引き続き回避。
耳鳴り、こわばり→血圧が安定したことにより、ほぼ無し。
口裂け女→両側の口角が切れた。皮膚科でもらった軟膏を塗れば治るけど、すぐ切れるので放置。
鼻血→乾燥してきたせいか、アバスチンの副作用かよく出る。
皮膚乾燥→花王Curelの出番。おかげで、体を掻きむしることがなくなった。
■映画「聖なる犯罪者」
少年院でカトリックの神父になりたいと思った主人公(殺人前科あり)は、出所後に働くはずの製材所には行かず、近くの教会に出向く。
そこで、新任の神父に間違われた(少年院で使用していた神父服をみせたため)ことにより、老神父病休中の代理を務めることになる。
いわゆる「なりすまし」映画であり、最後はバレて少年院に戻る。
監督インタビューによると、「一般人が、神父に身分証の提示を求めるのは失礼」という文化があり、この手のなりすまし事件は多いらしい。
多くの実事件からヒントを得て、練りに練った創作とのことで、信仰のない私には衝撃的だった。
出所前及び神父なりすまし中、あれだけ熱心だった主人公が、バレて少年院に戻った際、神父に見向きもしない態度に変化しており、
彼が「なりすまりした」のは、純粋な信仰だけではなかったのかなと思ってしまった。
■映画「43年後のアイラブユー」
70歳のシニア男性が、ネットで元カノの舞台女優(=人妻)がアルツハイマー型認知症で近くの老人ホームに入所していることを知る。
仮病で同じホームに入り、あの手この手で元カノに自分を思い出してもらう、ドタバタコメディ。
安定のハリウッド映画。ラストは、ハッピーエンド。
主人公が冒頭、友人と服用している薬自慢をしており、降圧剤「アムロジピン」が出てきたときは、思わず"Me Too."と言ってしまった。(笑)