前回からの続き・・・・。
高架下の片隅で一服をしてみたものの、買うものが一向に決まらないのでとりあえず歩いてみる事にした。
アメ横の商店街は沢山の買い物客で賑わいをみせていた。。
どのお店の店頭にも、中トロ、大トロ、鯛、鮭、雲丹、ずわい蟹、タラバ蟹等が所狭しと並べられ、
ゴムエプロンを掛けた”あんちゃん”達が声を枯らして頑張っていた。
なのでひと際声を張り上げていた”あんちゃん”をぱちり。
せっかくなので、たらば蟹とズワイ蟹を買ってみる事に。
というか、たらば蟹って蟹じゃないんですよね。
タラバガニ科のタラバガニ属に分類される甲殻類の一種で生物学的にはヤドカリの仲間になるんです。
なので前後にも動けるんです。
ついでに”たらば”の由来は生息域が鱈の漁場(鱈場)と重なる事から、古来、『鱈場蟹』と呼ばれてきたものを
本草学及び博物学とその後称である生物学が学術名として引き継いだものなのだそうです。
はい。嚙まないで読めましたでしょうか?
蟹のお代を済ませ、次は何を買おうか迷っていたところで
私はある事に気が付いた。
人ごみの中、薄いナイロン袋に詰められた蟹達が、袋をそのとげとげでもって突き破り、通り過ぎる買い物客の衣服に引っ掛かり、さらにはちょうど私が持つ袋の高さと同じ背丈のお子さんの頭にばかばか当たってえらい事になっているではないか。
なるほど・・・。そうか。蟹は最後に買うべきだったな。
・・・と、すれ違う買い物客の迷惑そうな視線を感じながら反省するのであった。
つづく・・・。


