小学生から高校2年まで習っていた
私のピアノの恩師がお亡くなりになったと
小学時代の合唱団の先生から連絡が来ました。
その合唱団の先生も私も
恩師の教え子、という共通点があります。
葬儀の際に受付でお話したのが
実にん十年振りという
本当に久々の再会でしたが、
恩師に至っては、
音大受験もしなかった事もあって
高校卒業以来の疎遠になっていました。
コロナ禍で
自身でピアノを弾く時間が増えた事で
昔の楽譜を開いてみると、
そこには細かく注意書きがされていて、
そういえば、先生はどうしているかしら?
と昨年から気になっていました。
計算すると、きっと90過ぎになるのだな、
なんて思いながらも、
連絡を取ることなく時が過ぎていました。
遺影には
私の見た事のない、
可愛らしい白髪のお爺ちゃんになった先生が
微笑んでいました。
手を合わせながら
先生、どうもありがとう、と
心の中で何度も話しかけました。
芸大に行くならこの先生、という程の
地元ではちょっとした著名な先生でしたが、
最終的には英文科に通う事にした私。
社会人になり改めて、
この頃の経験がいかに自身にとって
素晴らしかったか思い知る事になり、
クラシック音楽の魅力について
沢山教えて頂いた事を
感謝しても仕切れない程です。
ちょうどコロナ禍でピアノ時間が増え、
昔の教本を弾き直していますが、
先生の強い筆圧の(笑)
弾き方についての注意書きが
そこかしこに書き連ねられており、
懐かしさと共に
"お元気かしら?"と思ったのが昨年末。
その時に尋ねておけば良かったな…と
つくづく思います。
幸いにして、
息を引き取る時には
さほど苦しみは無かったと思われ
(話の様子での推測に過ぎませんが)、
晩年はゆっくり、ゆったりと、
大好きな古典音楽を聴きながら過ごせたのかな…。
音楽協会を主宰していた先生のお陰で
沢山のコンサートを
身近に触れる事が出来た環境、
素敵なグランドピアノでのレッスン、
幼少期には分からなかったけれど、
今になると感謝の想いでいっぱいです。
先生、本当にありがとうございました。
















