たぶん、スミレ Viola mandshurica

スミレという名のスミレ

 

「スミレ」は、属名や科名、目名(クロンキスト・新エングラー体系)

に使われていて紛らわしいため、種名に由来するマンジュリカと

呼ぶことがあるそう。

 

※APG植物分類体系 (2003) からは、スミレ目が属していた科は、

キントラノオ目やアオイ目、ナデシコ目などに移されている。

 

 

 

コスミレ

他のスミレより早く咲くことが多い。

(この時はタチツボスミレと同じ時期)

西日本に多く、西日本では葉の形態や花の色に変異が多い。

 

 

 

タチツボスミレ

コスミレに似ているけれど、少し花色が薄くて、葉が丸っこい

 

 


ヒゴスミレ

 

花色が白色で、葉が他のスミレと違って特徴的。

 

 

ちょっとボケてるけれど、シハイスミレ?

葉の裏を確認しなかったのが残念。

葉の表面は深緑色で時に白い斑が入る。裏面は緑の色が薄く、

それに紫の色が乗るのが普通。紫の色には個体差があり、

薄いものから濃いものまであり、色の濃いものでは葉柄なども

紫がかる。

 

花色は淡紅色から濃紅紫色。ほとんど白く見えるほど薄い

場合もある。変異の多い種。

同じ地域のスミレの中でも開花が早め?

 

この二つも シハイスミレ?

 

こちらは葉に斑がハッキリ。

シハイスミレの一品種のフイリシハイスミレならば、

Viola violacea Makino f. versicolor E.Hama

versicolor:斑入り、変わる色の、多彩な色の

 

シハイスミレに似ていると思ったのは、ヒメスミレだけど、

ヒメスミレは花色がもっと濃い?

 

 

マキノスミレ(ホソバスミレ) は

シハイスミレの変種(var.)で、中間型も存在する。

シハイスミレは西日本、マキノスミレは東日本に分布する。

Viola violacea Makino var. makinoi (H.Boissieu) Hiyama ex F.Maek.

学名長い!