もう19度目の夏が終わってしまったなー・・・。
あれは昼間の熱気がいつまでたっても抜け切らない夜だった。
俺たち3人はこの熱気の中にこそ夢中になって楽しめる何かがあるんじゃないか!?ってな感じで車でひたすら都会の街を彷徨っていたのさ。
そしたら突然、運転する私のTシャツを後ろから2人が破きだしてね。
幸運な2人は見つけたのだ。 夢中になって楽しめる何かをね。
理不尽な目にあった不運な私はもちろん怒ったよ。
「このハゲー!!!」
「何してんだー!!!」
「俺のお気に入りのBEAMSのTシャツがビリビリじゃねーか!!!」
「バカ野郎!!!」
今思えば、某女性国会議員レベルでキレてたね。
まあ、この時はキレてたのも運転してたのも私だけどね。
急いで車を脇に止め、何故突然Tシャツを破いたのか?って2人に問いただしたら彼らはこう言ったよ。
「首の後ろの辺りに穴が開いてたから、つい![]()
」って。
「ハァァァァァァァァーーーーー!?!?!?!?!? ふざけんなよぉぉぉぉぉぉーーーーー!?!?!?!?!?」って叫んでみたけど、破かれてしまったのは仕方ないからすぐに新しいTシャツ買いに行って、怒りの興奮もそままに半分やけくそで買ったのがこれ。

ハリウッドランチマーケットの8000円もしたバカ高いTシャツ。
この写真は実物ではなく、柄は一緒だけど私の買った物は地が赤いやつ。 血のように赤いね。 シャア専用Tと言っても過言ではないT。
だけど、ひと目惚れで買ったはいいけどその日以来外で着ることができなくてもっぱら部屋着専用Tですけど。
あれから19度目の夏も終わった。
・・・けど、部屋着専用Tの夏は来年も続く。
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この曲を聴くとあの夜の空気感を思い出します。
私が最後に叫んだのはいつだったかな。