人は誰しも罪の一つや二つを抱えている。

そして、その罪の大小に見合った報いが、必ず訪れる。





私の罪は、一体どれほどのものだろうか。



白日の下に晒されて。



そして———







「…どの道続けられるはずもない。世間にバレる前に、全盛期のまま終わらせてやりたいと思っている」


どうして。

彼にはまだまだ沢山の夢があったのを私は知っている。



「この仕事は愛がないと出来ない。いつも言っていることだ」


「今のアイツを見て、本当に君が知らないと言うのか」


知らない。

だって見ていない。
あの人を、ずっと避けていたから。



「アイツは唯一の愛を喪った」


私と別れたことで?

まさか。
私が、振られたのよ。



「もう決まったことだ。【敦賀蓮】はもうじき消える」


「どう、して……」


誰もそんなこと望まない。
あの人は、もっと輝いて高みに昇るべき方なのよ。



「本当に、判らないか?」


「え……?」




どういう……




まさか



……私?



私が貴方の足を引っ張ったの?



「………」



突き刺さる視線は何も言わず、ただ私を探る。




ああ…



そう、なのね。



要らないだけじゃなくて…




気付いた瞬間から足元がガラガラと崩れ、落ちる。



更なる昏闇に、突き落とされる。




「…これでようやく、アイツの想いを信じてやれるか?」



落ちる感覚に耳の奥が波のようにざわめいて。

社長の声がやけに遠くて。





聞こえない。





「……もう、遅いかもしれないがな…」









私が

世間から【敦賀蓮】を奪った。


あんなにも愛されている貴方を。


私と関わったばかりに。


私と同じ空間にいるのも

空気を吸うのも耐え難いなら

そう言ってくれれば



私が消えるのに。









貴方に触れた代償はあった。


償えない、罪を生んでいた。




私が行き着くところは、もう——








—————
でもキョコたんはまだ気づいていない。



…先日、一瞬UPしすぐ下げてしまいすみませんでした~(^^;;
どうしてもとある箇所が引っかかりましてねぇ…というか今もしっくりこなくてねぇ…
この話も迷路に入りそ…いや入ってる←