次の日は地方でドラマのクランクアップ、その翌日からは映画の撮影でロスへ行くことは知っていた。
フライト時間とか、時差とか疲労とか、諸々を考えて到着した日は仕方ないと言い聞かせた。
翌日はすぐ撮影だと言っていたから、予定が詰まっていたのかもしれない。
新しい現場での慣らしとかもきっと必要で、自由な時間が取れなかったのかもしれない。


でも、その次の日は?


きっと撮影の続きだったのだと思う。
いくら彼でもハリウッドではそうそう一発OKはもらえないのかもしれない。
その日の撮影が終わっても、飲みに連れ出されているのかもしれない。
きっと何か理由があるのだと…思ってはいても。


「一言だけでいいのに…」


おはよう、とか

おやすみ、とか

それだけでいいの。


あなたが私を思い出しているという証が欲しい。

メールを打つその時は、私のことを考えてくれているはずで、それを私に伝えて欲しくて。


疑いたいわけじゃない。
ただ反応のない携帯が不安にさせる。
数時間おきに携帯を眺めては、溜息を零して、寂しさを飲み込む。
時間の経過とともに、私からメールを送ることも怖くなる。


それすらも返事がなかったら?



まだたった数日なのにどうかしている。
毎日くれていたメールに感覚が麻痺しているだけよ。
多忙な彼には今の状態の方が相応しいじゃない。


これが普通。


気にしすぎ。


わかっている。


でも、不安で。


気付いたら時計のアプリを呼び出しては世界時計を——彼のいる都市の時間をずっと眺めている。

昼なら、きっと夜になればくれるだろうと。
夜なら、きっと疲れていて朝になるのだろうと。

そう期待して、外れると勝手に傷付く。



「敦賀さん…」



たった一言でいいの。

終わりにしたいなら「さよなら」でもいい。


あなたから遠く離れたこの場所で、あなたの存在を感じさせて。








——携帯が音を立てる。



「……っ」



彼ではない。


すっかり頭に叩き込まれているロスとの時差が、瞬時にそう判断する。





ああ、どうして。



人は不安になるの。



どうして、離れると彼を信じきれなくなるの。



「やっぱり、恋なんてするものじゃないわね…」




その考えすら、愚かだとわかっているのに。






—————
・・・・| 壁 |д・)


(え、ここで終わるの?という疑問は華麗にスルーしながら)

いやー、お久しぶりですよ。
そして気付いたら年末ですよ。

今年は人生のドン底を満喫しました。
否、現在も満喫中です。
この仕事よりストレスなことがあるのだと…そう思うと仕事って楽しいな。ウフフ、アハハ(壊)

ストレスすぎるあまり、今年の健康診断で白血球が基準値の範囲の最大数値の4倍を叩き出すくらい増量してました。←例年は通常の2倍くらい。
そうか、だから私風邪引かないのかと納得してみたり。
ちなみに赤血球は行方不明のようです。
毎年血液検査で引っかかり、要再検査の通知が来て病院へ連行されるのですが、医師も毎回「ああハヅキさん?ストレスですよ」と一瞬で片付けられ経過観察で終わるあたりどうなんですかね?再検査の費用は強制連行されるくせに自腹なんですよ?

やっぱり私が入院でもするには、車にでも轢かれて怪我で病院に送られるくらいしか方法がないんですかねぇ…(と、じっと車道を眺める)


えと、久しぶりのくせに暗黒モード全開なわけですが、皆さま今年もお世話になりました。
カインセツロスから敦賀飢饉に突入し、今年は絶賛停滞中でした…。
来年はどうなるんですかねぇ…いや、このドン底から浮上できないとすべてが無理っぽいです。厄年の威力ってハンパないですね。
来年はようやく厄年明けるんですが、代わりに大殺界に突入するらしいですし…これの威力は如何ほどなのか。
とりあえず入院したい←

てなわけで?皆さまは良いお年をお迎え下さいませ。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。