どうもです
もう何年前になるんだろう
丁度、何年か前の今日、親が倒れました
そして
私は、芸能界を就職先と、覚悟で飛び込んだ役者の道をしばし諦めた
あの時ほど親を恨んだことはなかった
ことごとく就職試験をわざとに近い形で落ち続け、親を諦めさせていた
そして、私には役者の道しかないんだと、遠回しに親を説得にかかり始めていた
私は思想が左なので、親としては新聞記者の道も考えていたようだった
しかし
私は口ひげを生やし、その写真を履歴書に貼り付けて、親に渡したりした
当然怒られた
地方公務員試験も、わざとすっぽかしたりした
その前に、試験の前日は体育会の茶話会で二日酔いだった
とても次の日に試験に臨めるはずもないのだが…
大学を卒業する年次に就職もせず、そして聴講生…
鳴かず飛ばず、オーディションもなかなか無くて、いたずらに時間だけが過ぎていく
そして、いつの間にか舞台役者になっていた
監督は、『僕の跡を継いで欲しい』、そういってやんわり演出の道を進めてくれた
そうして、監督の後をついて行こうと思っていた矢先
父親が脳梗塞で倒れてしまったのだ
これは私の部屋の庭に咲いている紫陽花だが
親が倒れたのもちょうどこんな感じであじさいが咲いている頃だった
月日が経つのは早いものだ
今では母親も亡くなり、私はいつの間にか、またお芝居を続けている
お芝居で世の中を変えていくんだと、あの頃は真剣に考えていた
でも、何も変わらなかった…
大学の卒業論文を書き終えたあの時に、就職をしても良かったと思う
昔を懐かしんでも元には戻らない
親が倒れた後、愛も失った
愛するという苦しみも味わった
愛を失うという苦しみも味わった
今の私には、一体何が残されているのだろう…
また明日から平凡な日常が始まる
また明日から世の中に愛を示していこう
心がおれない限り、慈悲の世界は広がっていくだろう
どんなに苦しい出来事に出会っても、慈愛の心を失ってはいけない
心を込めて慈愛を示していこう
どんなにこれから自分が傷ついても、慈悲の心を見失ってはいけない
明日からも頑張っていきます
