期待よりも早く僕に夏が来まして。
8月あたりは1ヶ月ほどヘアースタイリストの仕事はシーズンオフ。
つきましては無料案内所のにいちゃんみたく人に声をかけモデルハントをする日々。
つきましては外国人デルモのkamiの毛を切る日々。
とにかく
ハント。
カット。
ハント。
カット。
と同時に'編み込み'とやらも練習してまして。
とにかく難しい。
元々、不器用な僕にこの作業は地獄だ。
前に彼女に教えてもらったやり方で練習するものの時間がかかりすぎる僕。
こんなのに3時間くらいかかる。
そんなもの撮影で使えない、誰が朝から3時間編み込みをさせてもらえるんだ。そんなアシスタント使えやしない。
技術を高めながら速さも増す、
これが本当に難しい。
なので時間があるときは'編み込み'の練習に時間を注ぐ
なかなか早くならないしクオリティもあがらない。
これは時間がかかりそうだ、、、
takes time
説明しておくとセッションヘアースタイリストは美容師のアシスタントみたくレッスンとかテストとかはない(僕はラッキーにもたまに見てもらえていた)
なので美容師を経験し技術をある程度得てからアシスタントとして働き始めるのが主流だ。
後は自分で練習するしかない。
つきましては僕の状況は
'奇跡'以上の'キセキ'なわけで
高校野球をしていた
あの夏よりも‘アツい‘夏になっているわけで
技術もさることながらセッションヘアースタイリストは
写真家ともはたらかなくちゃいけない。
数ヶ月前の事だ
Tさんに
「毎週好きな写真五枚送ってきて」
写真を見る目を養う為、好きなスタiLLを見つける為だ。
アシスタントとして働かしてもらい始めてから送り続けていた。
元々写真を見たりする事が好きだったりしたんで、
この作業に関しては苦にならず楽しみながら続けれていた。
徐々にではあるが好きな写真みたいなものが自分のなかで見えはじめる。
『大事なのはバランスなのかな』なんて鼻歌を歌う。
【技術と目】
【フランスパンにバター】
【カレーに砂糖】
【あたまの中に舌】
もうわけがわからないや
そして僕のロンドン一年目の夏は
終わってく。
秋、そばにいるよ。