こちらに来て2年が達ち、3人の子供達の英語力は、学校生活には
全く支障のないところまで来た。
私は全くそれに貢献していないので、先生や友達のお陰、そして本人達の
適応力の高さにつきる。
もちろん、語彙力はそんなにないが、たぶん時間が解決していくのだろう。
たくさん本を読んだり、色んな経験を積んでいけば、きっとこの英語力は彼らの財産になることに疑いはない。羨ましい
しかし、問題は日本語。
当然、日本の小学校とは教育カリキュラムが全く違うし、帰国した時の事を思うと
頭が痛い。
長女は2年間、毎週土曜日に日本人補習校に通ったが、様々な理由により退学。
結局、週に一度くらい漢字に触れても、実際の生活で、見聞きするチャンスがないと、脳みそは覚えようとしない(天才児除く)。
本人が、これは必要だと自分でわからない限り、なかなか日本語(特に漢字)を積極的に学ぶことはなさそう
漢字に至っては、もはや絵と認識し始めて、外側から中心に向かって字を埋めていくスタイル。書き順は、遠い昔に諦めた。
最悪、読めればなんとかなるという境地
日本語って、つくづく難しいんだなと。
ボランティア先のおばあちゃんに、名前を当て字の漢字で書いてあげたら、
驚愕してた。慈円(ジェーンさん)とかね。
アルファベットだけの人々からすると、日本語はかなり奥深いんだろうし、漢字Tシャツを着ているのも頷ける。