続いて、出ましたフォニックス。
長男は4歳でこちらに来て、現在キンダーに在籍。
来た当初は、アルファベットもわからない、どこにやってきたかもわからない、
本当に迷子の4歳
アメリカは、9月1日前後で5歳になっていれば、キンダーに入れます。
長男は8月末生まれなので、ぎりぎり滑りこんだ感じ。
クラスでも、英語がわからない上に、年も一番下という具合です。
アメリカには素晴らしい柔軟性があります。
親の意思で、入学時に子供をダウングレード(学年を下げる)することも可能です。
精神的、能力的に厳しいと思えば、そういう決断をすることも普通にあります。
逆に、クラスの中で、能力的に優位でいさせたいというのも、理由の一つですね。
アメリカでは、小学生の間は、頭脳よりも、スポーツの能力で優位でいたいという方が主流でしょう。
我が家は、誕生日もそうですが、英語力ゼロだったので、キンダーに2年間在籍することにしました。日本で言えば、留年でしょうか
アメリカでは、キンダーで、英語の発音を徹底的に教え込みます。
これが、フォニックス。日本で、私は聞いたことがありませんでした。無知
渡米直後に、英語力が心配で、こちらのKumonにも通わせましたが、挫折しました。この話はまた別で。
いずれにしても、このフォニックスを徹底することで、知らない単語も、勝手に読めるようになっていきます。
そして、発音がビビるほどに美しくなります。
私や夫は、もうその神の領域には到達できません。
長男の担任曰く、
『子供は、会話や文章の文脈から、自然に意味を理解していくから!何も心配することはない!子供の能力を信じること!』
先生はヒーローか何かですか?
励ますことしかしない。ネガティブなこと何も言わない
長男は、現在キンダー2年目ですが、そうしてよかったと心から思えます。
自信もつき、堂々とクラスで振る舞うその姿は、来た時の芋虫みたいにうじうじしていた姿からは想像もつきませんでした。
写真は、フォニックスに基づいた、リーディングの問題です。
発音をベースに、語彙力が増えていくのだなと感心します。