パパのガンは、私が治す!

パパのガンは、私が治す!

ガン闘病中の父を持つ、アラサー女子の生活を綴ったブログです。

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お久しぶりです。
ドイツはヨーロッパ大寒波の影響で毎日雪が降り、おそろしいほど積もりました。
今朝は夜中に雨が降ったのか雪もやみ、木々などに積もった雪は溶けています。
3日前にフライトから帰って来たら、自宅前のいつもの景色がこんなんなってました。

$パパのガンは、私が治す!

さて、退職まであと3ヶ月をきり、仕事もあと数回で終わりということが現実的になってくると、やはり寂しい気持ちがでてきてしまいました。お客様からお褒めの言葉をいただいたり、ドイツ人クルーととても仲良く楽しく仕事ができたり、上司から良いフィードバックをもらったり、こんな時に限って後ろ髪をひかれるようなことがたくさん起こるのです。

ジャンプシートに座り着陸を待つ間、自分の選択を「これで良かったのかな。。。」とふと思ってしまいました。もうここに座ることもない、この制服を着ることもない、本当の最後のフライトの時に、私は何を思うだろう?

父を側で支えたいと思っていた気持ちは確かなはずなのに、急に迷いがでてきてしまう。
後悔しないように、何度も何度も考えて出した結果で、もうめそめそするのはやめにするぞって思えたのも確かなのに、まだ揺らいでしまう。
でもきっと、帰国したらしたで「これで良かったんだ」って思えるんだろうな、とも思える。

この思いを彼氏に相談したら、「だからあれほど後悔しないようにちゃんと考えてって言ったのに」と怒られてしまいました。ただちょっと、共感して欲しかっただけなんだけどな。。。「大丈夫、えりの選択は間違ってない」って勇気づけて欲しかっただけなんだけど。。。私が甘いのかな。
男性と女性ではやっぱり考え方が違うのでしょうか。

昨日、自宅に電話をかけたら誰も出ないので、母の携帯にかけたらやはり出ず、その後父の携帯、姉の携帯、姉の自宅にもかけたのに誰もでないので急に不安になりました。もしかしたら父に何かあったのでは。。。といてもたってもいられなくなりました。そんな時に、やっぱり10,000kmの距離は遠い。
でもそれはきっと親と離れて暮らしている人誰もがそういう不安は少なからず抱えているはずで、それでも毎日自分の人生を頑張っているのに、私はただ甘いだけなのかな?我慢が足りないのかな?弱いのかな?

結局そのあと母からメールがはいり、全員で長野の方にイルミネーションを見に行っていたのだとか。
とりあえずほっとしました。

でももしかしたらこれからも、こうやって何度も迷うのかもしれない。
だけどその都度ちゃんと、自分で自分の気持ちに納得して解決していく力が、自分には備わってると信じたい。

もう日本は16日ですが、こちらでは、明日になったらお仕事です。
最近コンスタントに日本に飛んでいるので、仕事の感覚を忘れずにすむ。。。

前回フライトで帰った時に、6歳の甥っ子の幼稚園のお迎えに行きました。
無邪気に木登りをしている私の甥っ子に、ちょっとおませな仲良しの女の子のお友達が突然、

「ねえねえ、ママが死んじゃったらどうする?」

と無邪気に聞きました。

私の甥っ子は、聞こえてなかったのか、聞こえてないふりをしたのか、何も答えず木登りを続けました。
聞こえていたのだとしたら、感受性の豊かなこの子のことだから、きっと思い悩むに違いない。

そっか、こんな小さいうちから、私たちは愛する人の死に怯えているんだ。

でもだからこそ、生きている間は全力で、愛していることを伝えなくてはいけない。
どんなかたちでも、ちゃんと示さなくちゃいけない。
まだ6歳の小さな子供たちに、とても大事なことを教えられたのでした。
今日は会社に行っていろいろと用事を済ませ、同期の子たちとフランクフルトのクリスマスマーケットに行ってきました。

おうちでひとりでいると、ぼーっといろいろ考えてしまうので、とってもいい息抜きになりました。
毎年おんなじお店がおんなじ場所にでていて、ついついおんなじものを食べてしまうのですが、やっぱりこの時期のドイツは雰囲気がいいです。

市庁舎の前のクリスマスツリー
パパのガンは、私が治す!

お菓子屋さん
パパのガンは、私が治す!

まず、私はお酒が飲めないので、Glühweinのアルコールなし、「Kinderpunsch」であたたまり、チョコバナナとか焼き栗とかチーズフォンデュとかを食べて、寒い!ってなってどこかカフェに入るパターンです。この街は観光客に優しいので、住んでいることは内緒にして、カメラぶらさげて思い切り観光客のふりをして、お店などでもあえて英語で話すとみんなが優しい。。。そんな楽しみ方もあります。

いつか両親を連れてこられたらなあって思ってたけど、それはもう叶いそうもないので、たくさん写真を撮って、次に実家に帰ったらパパのiPadにいれてあげよう。
興味ないふりをして、父はいつも旅チャンネルでドイツの特集とかを何気にチェックしてるので、意外にドイツの情報は父の方が詳しかったりします。飛行機の事故とか、航空会社関連のニュースも、誰よりも早く情報を得ている。。。
素直じゃないけど、本当は私のことを誰よりも心配してくれているパパが、やっぱり私は大好きだ。