本気で伝えるには
定期テストで20点、30点の子をなんとか成績を上げてやろうと、限られた時間の中で、分かりやすくパフォーマンスして、端的に理解してもらえるように、いかにシンプルに伝えられるかを考え抜いて、よし伝わった〜!っと思ってもなんだかんだでその時だけなんだよね。
その授業では理解できていても、次の週に会うと、えぇっ!先週とは別人!?っていうくらい忘れてたりする泣。
いかにして記憶に残すか、、、ただの面白くない勉強を忘れられないくらい楽しい最高の思い出にするのは至難の業だ。もしくはスパルタ恐怖政治で覚えさせるか、、、。学校とは違う塾はサービス業も兼ねているだけに、なかなか怒れない側面がある。学校と違って行きたくないと思ったら辞めれるし、塾はいかにして通ってもらうかも考えないといけない。怒って、塾が嫌になったら困るからことなかれ主義でやり過ごす先生もきっといるだろう。まさに教育とサービス業の間で葛藤してるのだ。
でもやっぱり生き残っていく塾は教育を優先するところだと思う。本気でこの子を変えてやりたい、成長して欲しいと思えば怒る場面も出てくるし、どうでもいいやつに怒ったりはしないよ。だって怒るのってかなりエネルギーがいるからね。
そして想いが伝わった子というのは、びっくりするくらい変わる。そういう子が成長していく姿はたまらないね。感無量だし教育やってつ良かったと思う。