最近、メルロ・ポンティの著作を読み始めた。英語で読もうとしていたが、流石に抽象的な表現が多く、日本語でサイド読み始めた。(英語ですらその程度のリテラシーしかないということだが。)

速読速読、とやっていたが、一つ一つ論理だてて行っているものを速読したところで、その着実に積みあげられたもののありがたさはわからない。(積み上げたものが必ずしも正しいとは限らない。そこには正当な直感もひつようなはずではあるが。)

ただ、当たり前の話、そういうものを落ち着いて読むことには、私生活の状況が大きな影響を与えるのは言うまでもない。簡単にいうと、忙しい中でも何かをやる時に心の余裕を持って、納得のいく「楽観的雰囲気」を保てること、が重要だ。

個人的には、真に楽観的であるためには、切実なまでに自分の状況を赤裸々に分析出来ることが重要であると思う。そうした上でできることをしっかりやっていく。その上で、自分のコントロールの聞かない部分をしっかり意識して、うまく転ぶ事を信じる。そこまでやれば無責任ではない、と思える段階まで、与えられた時間内でやったのなら、その「信じる」という行為は真に納得出来るものとなる。

ようは、そういう心境を保てるときは、しっかり「読める」気がするのですな。