就職活動というのは、特に私のような社会に馴染めない人間にとって、なかなか上手くいかないものです。


 最近は場面緘黙(改善済み)だけでなく、軽度の構音障害(改善済み)と、軽度とはいえ未だに続いている吃音を持っていたことが、大学で言語障害を専門にされている先生とお話していて判明しました。

 喋れなかったことや、話せても上手くいかなかったことこ理由が明らかになって、ほっとした反面、ある程度遺伝するものだと伺って、ああ、生まれながらにハンデを背負っていたのかという気持ちになりました。


 言葉を話せないか、話す度に否定されていたからか、誰かと交流してもちゃんと話せているか未だに不安になります。この人は私なんかと話していて幸せなのかと、考えてしまう時がある。

 そうやって人を傷つけてしまうと思うからこそその思い込みが激しくなったときに、たくさんの人を傷つけてしまう。

 勇気を出して今年は私なりに交友関係を広げたけれども、甘えで突き放して、傷つけてしまうのが怖くて、踏み込めない。

 今まで甘えてしまった方々には、本当に申し訳ない。


 それでも大学ではある程度自由だから、息ができているけれど。研究に没頭すれば、そんなくだらないことは忘れてしまいます。

 それでも時々、大学院に行く経済力や、自力で稼げる力のある人が、羨ましくて仕方なくなってしまうことがあるのです。