大悪魔を名乗るのには理由がある。僕の宿した心臓には呪いがかかっており、

生涯終生、悪魔であるカルシファーと命を共にしなければならないから。それは命を賭した今も尚、変わらず、、、。

 

この預言に誓う、終生の愛に生きると。

 

そして繰り返す、失ったソフィーを取り戻す、と。

 

ソフィーの余に降りかかった、呪いは末恐ろしく、果てなく彼女を襲う。幾度となく。幾度となく。

 

そして今世、神の卵子として産まれた愛花にも、その呪いは降りかかる。いいか?

 

神の卵子として産まれた、そのことだけでも恐ろしい現実。恐ろしい、理迫。恐ろしい事実、現実。

 

ソフィーに降りかかる呪いを、乗り越え、理迫することの難しさといったら・・・。

 

よく覚えておくんだよ、愛花。神の卵子として産まれたことは試練の連続、そして課題の山積なのだと、ね。課題にあたっては、愛花にひとつも、責はないよ!

 

それでは・・・。

 

ハウルより。

 

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