「史実に基づいた映画」というのは好きなジャンルなので、
ついつい手にとってレンタルしてしまうのです。
「ヒトラー」作品はその中でも数多く観てきました。
今回の「わが教え子、ヒトラー」http://www.cinemacafe.net/official/waga-oshiego/#
こういう事実があった、ということ。
それをフィクションたっぷりで描いた史実に基づいた作品
第2次世界大戦末期のドイツ、闘志を失って心身を病んだ状態のヒトラー。
そして、彼にスピーチを教えることになったユダヤ人元演劇教授。
5日間でヒトラーを再生させるために、
強制収容所から送られた一人のユダヤ人。
家族を収容所から救い出すか、それとも、ヒトラーを暗殺するか・・・
その苦悩というものが、
ヒトラーを矯正する二人だけの時間に描かれているのですが、
これが、ユーモラスにさえ見えてしまうのです。
芽生えたものは何かしら・・・
一人の人間が一人の人間の内面のある部分に触れたとき、
「許容」できるスペースが生まれるような・・・・
「アドルフの画集」を見て、この作品を見ると、
ヒトラーという人物がある一本の線で繋がれていくように思われます。
どちらも、ヒトラー映画には欠かせない作品
非情残忍な独裁者になる以前、
画家を志していた若きアドルフ・ヒトラーに焦点を当て、
架空の画商マックス(ジョン・キューザック)との出会いを通して、
トラーが形作られていく過程を描き出したフィクショナル・ドラマ。
マックスのアドバイスに耳を傾け絵画に打ち込むアドルフ。
一方で持ち前の弁舌を買われ、反ユダヤの演説を行うアドルフ。
少し、似通った雰囲気が感じられます