3,4年前に見た作品「しあわせな孤独」の監督・スザンネ・ビアの
ハリウッド進出映画ということでレンタルしてみました。
ハル・ベリーは好きではない女優に入る一人なのですが、
共演のベニチオ・デル・トロに惹かれました。
悲しみが乾くまで
前作の「しあわせな孤独」は北欧の作品らしく、
少し映像がダークと言いましょうか、モノクロ系に近いほどの寒色系、
静かな展開、聞き取り理解不可能なデンマーク語、
それでもgive upすることなく、いえいえ、見入ってしまいました。
ストーリーといえば、どちらかというと不倫系?
交通事故で人生岐路に立ってしまう男女四人のままならぬ恋愛物語。
どちらかというと、アート系、ミニシアターで観たい映画。しあわせな孤独(2002) - goo 映画
しあわせな孤独
変わって、ハリウッド進出後、
キャスティングにもよるのでしょうが、やっぱり「洗礼・洗練」されたかなぁ?
事件を契機に始まる男女の物語・・・
突然訪れた不幸、幸せを奪われた女、薬物中毒で自堕落にはなっているものの、
自分の夫を深く理解していてくれた・・・ということに親近感を覚えていく・・
ストーリー展開は前作と似ていて、人間の弱さ、悲しみに立ち向かう姿が描かれていて、
4人物語りが二人物語りに凝縮されたような、「これってハリウッド・リメイク版?」
という感じも覚えないではなかったです。
やっぱり北欧・デンマークの監督だなぁ、と感じた主人公の家。
何とも素敵で、国は違えども「家具はIKEA?」なんて思ったり・・・・
ベニチオ・デル・トロを観たと思えばいいかな。