久しぶりにシャーリー・マクレーンの作品を見ました。
脇を固める名優たち、そして、エンディングの音楽、
久しぶりに「映画らしい映画」と思える作品でした。

あの日の指輪を待つきみへ
 http://www.yubiwa-movie.jp/公式サイト

アイルランドはブレファストの丘で見つけられた指輪。
アメリカとアイルランド、時空を越えて交錯する物語りは実話に基づくもの。

50年前、永遠を誓った愛を失い、以来心を閉ざして生きてきたエセル(シャーリー・マクレーン)
夫の死に涙ひとつ見せず、娘のマリーに冷たいと非難されても決して心の内を語らなかった彼女。
指輪を発見した青年の訪問で、その封印した過去と向き合う時がやって来る。

シャーリー・マクレーンといえば
アウト・オン・ア・リム (角川文庫)/シャーリー マクレーン


この原作が映画化された時は1987年で、それ以前の1983年には
「愛と追憶の日々」でアカデミー主演女優賞を受賞していたのですが、
http://www.fmstar.com/movie/s/s0086.html
個人的に彼女の映画を見始めたのは「アウト・オン・ア・リム」が最初でした。

精神世界の著書も多数あり、近年はその世界で知っている人も多いようです。

感動した、という作品ではないのですが、
それでも、「映画作品」 と感じるのはシャリー・マクレーンの存在感と
背景となる「時代」の重さ、と映像のおかげ? かな。
でも、一見の価値はあるDVDでした。

そうそう、娘役のネイヴ・キャンベル、
アメリカTVドラマ「サンフランシスコの空の下」で知って、
その後「スクリーム」「スクリーム2」と見ましたが。
ずいぶんと貫禄が出ていて、シャーリー・マクレーンの娘役でも引けはとってませんでした。