こんにちは。
アイレッグクリニック 院長の金です。
新学期が始まりましたね〜。

コロナウイルスのデルタ株は今までの株に比べて子供達にも感染しやすい
とあって、保護者の方々も心配が尽きないと思います。
日本小児科学会がこの状況について8月26日に提言をしています。
 

http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20210826_c_s.pdf


まずは子供に関わるの周囲の方々がワクチン接種を積極的に行い、子供への感染リスクを減らしていく努力を行うことが肝要です。そして今までのように、3密を避け、感染症対策をしっかり行っていき、最低限、学校や保育園、幼稚園といった子供同士が関わり合うことでの学ぶ環境を守りたいと思います。


また、長期間のコロナ禍によって、ステイホーム時間が以前よりも長くなっている影響については様々意見があるところではあると思いますが、
当院が懸念している事項としては、子供の家庭での座り方、姿勢の影響です。
様々なデータからも外遊びの時間がぐっと減ってしまっています。
50年前のお子様に比べても近年は外遊びの時間がテレビやゲームなどの影響によって
減ってしまっている上に、さらにコロナ禍の影響で減少しているのです。
      

ご家庭は公共の場に比べても、自然体でいることが多いですから、座り方、姿勢が乱れている時間が長いと予想されます。当院でも夏休みなどの長期休暇後に下肢の関節可動域の数値の悪化が多くのお子様に見られます。逆に保護者様が正しい座り方、姿勢の知識を身につけた場合には、長期休暇の際はお子様への指導が行き届く時間が増えるので改善するケースも多く見られます。このケースは自宅勤務に切り替わった保護者様のご家庭でも言えることです。



実は骨の捻れはスネは3歳まで、太ももは8歳ぐらいまでに解決しておかなければなりません。
内股歩行の原因の一部はこれらの骨の捻れにあります。また、それらが連結している骨の成長への影響も見逃せません。成長期前であれば、取り戻すチャンスがありますが、成長期が終わってしまうと一生そのままでいることになります。



ステイホームを最大限に活用して、お子様の骨の成長を正しく促せるか、それともステイホームの影響でお子様の座り方、姿勢を悪化させるかは、保護者様の意識次第だと言えると思います。
この機会にお子様の姿勢に注目していただき、子供の健全な成長を促すチャンスに変えていただきたいと思います。




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