こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

「香り」と「Covid-19」と「アンチエイジング」の深い関係♡
素敵な老後が過ごせるメソッド手に入れませんか？（科学的根拠つき）

『嗅覚を鍛えるメリットとメソッド - Covid-19による無嗅覚症の研究から-』

institut.ipap-phytoaroma.com

香りのセッションを頻繁に受けてくださっているお客様と

先日、ランチ&お茶してきました♡

香り好きということで、話が盛り上がりまくってしまった！

「Tomomiさんは昔から香りが好きだったんですか？」

と聞かれたのですが、そうでもないんですよね（笑）。

最近急激にハマって、情報を集めまくっているので

昔からの香りファンなのかと思われていたようです。

実際に、有名な香水も

まーったく知らなかったんですよね。

名前くらいは知っていても、香りの感じもわからないくらい。

アロマコロジーを学んだ時

調香師の先生が「この香水は」「この調香師は」

と話をするたび、ポカーンでした。

他の生徒は「あ、それそれ！」と相槌を打っているのに

まったくわからーん！

その後、アロマコロジーのレッスンを組み立てる際に

香水や香料業界についてもお話しするため

調べまくったんですよね。

なんでも「歴史的」に捉えるのが好きなので

私の頭の中の歴史年表に、香水や調香師を書き加えると

「なるほどー」ってなります。

どんな時代背景で、この香水が生まれたのかが

私の頭の中にはクリアに浮かび上がるので

「香水名」「発表年」「調香師名」「香りのタイプ」

をバラバラと暗記するよりも、全体として把握できるのです。

最近の私の香りブームはほんの数年前になります。

それまでは、フランス・アロマテラピー一辺倒。

つまり、成分重視の不調の改善目的の精油として捉えていたので

香りは度外視していました。

日本の生徒さんに「これはトップノートですか？」

「どうやってブレンドするのですか？」

というときも、「香りはちょっと横に置いといてください」

と言っていたほど。

（今は香りも重要だということがよーくわかりました　苦笑）

そんな私が、そもそものところ

どうしてアロマコロジーをやろうと思ったかと言うと

これも「歴史」なんですよね。

精油のキャラクターを把握しようと

いろいろな本を読んでいると

「この精油は『勝利』『光』の象徴です」とある。

なぜ？って思いますよね？

「それは、ギリシャ神話のアポロンが持っているものだから。」

多くの人は、それでも？？？かもしれません。

美術史を先にやっていたのでその知恵が役に立ちました。

西洋絵画の主題になる物語って、人気なものがいくつかあるんですよね。

絵には人物像の横に「←この人アポロンです」なんて書いてないので

何を持たせるか、どういうシーンにするかという「きまり」みたいのがあって

アポロンはローリエの冠をかぶって描かれることが多いんです。

だからローリエが勝利の象徴になったりする。

植物の意味、精油の意味が

こういった歴史的な言い伝え、習慣のことが多く

西洋文化を知っていると、しっくりくるんです。

アロマテラピーはフランスで体系化されたので

ヨーロッパの人にとっての「西洋文化＝一般常識」で

植物や精油の意味はこうですよーと言われても

現地の人はみんな納得できるんです。

これは面白い！

香りとこころのつながりが、歴史を通して「わかった！」ので

アロマコロジーを学びたいと思ったんですよね。

それまでは

どうしてこの香りが、こういう感情にオススメなのか？

この根拠がずっとわからず、香りとこころの関係に興味が持てなかったのです。

でも、ヨーロッパの歴史的な言い伝えや習慣によるものだ！と気づいたとたん

ぼやけていた景色がハッキリしたんですね。

アロマテラピーやフィトテラピーは西洋文化を知っていた方が

理解が進むと思います。

それは、漢方や中医学だったら中国の文化

アーユルヴェーダだったらインドの文化

がわかっていると腑に落ちるのと一緒です。

幸いフランス暮らしも長くなりましたし

とはいえ、日本人でもあるので

西洋と日本の植物の意味や、捉えられ方なども

だいぶ自分の中に蓄積されてきました。

フランス人が感じる「日本っぽい香り」と

日本人が思っている「日本っぽい香り」は違います。

例えば、どちらの国で「日本っぽい香り」を売りたいか

を考えると、レシピは変わってくるんですよね。

香りって一口にいっても

私が好きなのは「香水」だけじゃないんです。

嗅覚がキャッチする物質でからだがどんな反応をするのか

というところから、実はいろいろな職業に

「香りの専門家」が配属されていたりします。

私は、香りを使って、からだとこころを健やかに美しくする

その術を、お伝えして行きたいなーって思っています。

とめどなく香りのお話をして、気づけば４時間！

その日は香りについてもっと勉強をしたくて

調香師養成学校のカリキュラムをまた見てしまった。。。

ここで勉強したいのだけど、多分使い切れないほどの知識を得て

持て余しそうなんですよね。

調香師ではなく、香りのアマチュアでいるのがいいのかな

といつも自分を納得させています。

うん、禁断の扉なんですよね、私にとっては。

もう少し違う角度から、香りに向き合おうと、今は、思っています！

香り大好き💕

香り好きさんみーつけたっ！