こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

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フランス在住もそろそろ20年ですが

こんな名誉な場所に行かせていただいたのは初めて♡

国家功労勲章授与式に出席いたしました！！！

旦那は地元の高校時代の友達と今でも仲良し。

その中の1人ニコラが国家功労勲章をもらうというので

その式典に「参加しますー！！！」と表明していたのです。

彼は経済学者として数々の著書を残し

テレビにもよく呼ばれるちょっとした有名人です。

でも、今の奥さんと結婚に至ったのは

旦那のアドバイスがあったからだとか（旦那談　笑）。

私も、2003年か2004年だったか

フランス人の結婚式に初めて呼ばれたのは

彼らの式でした。

その後もちょくちょくお会いして

交流が続いています。

旦那の方は「高校時代の仲間たち」グループが

メッセンジャーにあって、しょっちゅう連絡を取り合っている。

で、そんな名誉な式典にも、私たちに声をかけてくれるとは

家族同然と思ってくれているのか、本当に仲良しなんですよね。

その前の週に、別のお友達に会ったら

彼らも参加するとのこと。

私はなんの賞を貰えるのかわかってなかったのですが

（本を書く人なのでゴンクール賞あたりだと思っていた）

「国家功労勲章」だと聞いてびっくり。

レジオンドヌール勲章の下の勲章で

シュバリエ勲章のことです。

さらに招待状を読んでびっくり。

授与するのはなんとニコラ・サルコジ元大統領。

私は誤植だと思い込んで、彼に連絡してしまった（恥）。

大統領をした人が授与するみたいなんですね。ヘェ〜。

こんな経験めったにない！

フランス人でもほぼみんな知らないことですが

ル・メール経済大臣が「彼に勲章あげてはいかがでしょうか？」と

マクロン大統領に打診して、大統領が「OK！」を出したのだそうな。

ニコラ曰く、5月のとある朝、ダルマニャン内務大臣から電話で起こされた、と。

「シュバリエ勲章授章おめでとうー！」というメッセージ。

彼自身も大臣から起こされる経験なんてなく、とても嬉しかったそうです。

で、晴れてシュバリエ勲章を貰えることになったのですが

貰えたのは「貰えるという資格」だけなんですね。

シュバリエ勲章って、パリの造幣局で誰でも買うことができ（笑）

300ユーロちょいするとか言っていましたが

それをつけられる「権利・資格」は受章者だけにあるわけです。

私がつけたら罰せられます。

ということで、ニコラは「授章パーティー」をオーガナイズし

（彼の事務所が、だと思いますが）

自腹で造幣局で勲章を買ってきて

サルコジ大統領に来てもらって、受章式をしたんですね。

ダルマニャン内務大臣も

私の知らない政治家もたくさん来ていましたよ。

サルコジ元大統領はご両親をすごく労うスピーチをしていて

お花や植物が大好きなお母さまが（旦那の高校時代の先生でもある）

とても喜んでいました。

時間がなかったけど、私はお母さんと芳香植物談義をしたかった♡

南仏にお引っ越しして、素敵なお庭が自慢なんですって！いきたいな。

あともう一つ面白いのが、授章した人の「女子」の子孫は

レジオンドヌール章（シュバリエ勲章もここが統括）の運営する

エリート教育機関に入学する資格が貰えるのだそうです。

高校生の娘ちゃんがいるのですが（息子くんは「男子」なので入れない）

入るのかなあー。女子だけって、時代錯誤になりつつありますよね。

といった感じで、旦那たち「高校の仲良しグループ」は

それぞれ全然違う分野で活躍していますが

地元の誇りとばかりに大集合して楽しそうでした！

私も、みんなの奥さんもこのグループの顔馴染みなので

久々にみんなに会えて私も楽しかったです。

ミーハー外国人としては

ニコラ・サルコジ元大統領を間近で見ることができ

ちょっと嬉しかった。（生で見ることないからね）

スピーチが（ブラックジョーク多め）とても面白かったので

イメージが変わりましたね。

11月の招待状をもらってからワクワクしていましたが

ワクワク通りの素晴らしい式に出席できて幸せでした。

ニコラ、益々のご活躍を楽しみにしております♪

これが噂のシュバリエ勲章🎖

国家功労勲章授与！