トリノオリンピックでの荒川選手の活躍は、その人間力とともに素晴らしいものだった。仕事柄、気になるのは選手のコスチューム。荒川選手の個性やスケートを熟知しているコーチサイドがデザインしたというだけに、クールビューティな魅力を引き立てるシャープで斬新なデザインはため息が出る程、調和していて美しかった。情熱と溢れる自信を印象づける赤と白のコスチュームと深遠なる海や宇宙をイメージさせる青のグラデーションのコスチューム、これも計算されたものだったのだろうか、いずれもヒーリングカラーである。荒川選手の華麗な演技に、色彩心理効果がプラスされ、世界中を爽やかな感動に包んだ。