最近は卒論への追い込みでブログはご無沙汰していますが、生存しております~笑

博士号後の就活なんかも平行しているのでひっちゃかめっちゃかですw


だからなのか?分かりませんが、最近クラシック音楽にドはまりしています♪♪

いやね、前から好きだから今に始まった話じゃないんだけど。クラシックとかって、よっぽど音楽を学んでいるわけでもない限り、なかなか好きなもののレパートリーって広がりづらいなと思っていて。私の場合はバレエ音楽から入ってるので、古典・ネオクラシック作品に使われている曲であれば、聴き馴染みもあるし、マイナーなもの意外と知っていたりするのですが、逆に王道の交響曲やコンチェルト系は「あ、聴いた事あるわ~」ぐらいの知識だったのです。

以前にちらっと話したTwoset ViolinというYoutuber達の過去ビデオを漁るうちに、色々な作曲家や音楽に触れ、今までも好きだったクラシックの好きの幅が広がったというか。今までクラシックはバレエがある前提で音楽を楽しんでいたのですが、バレエ関係ないクラシックも結構好きだという事が発覚!好きなものが増えるっていいですね♪

そして、一番の発見が、同じ曲の違うレコーディングの違いがちょっとずつ分かるようになってきた事!バレエと違って楽譜があるクラシック音楽は、ある程度弾き方とかが決まっているみたいだから、誰が演奏してもそんなに違いがあるとは思っていなかったのですが、Twosetの影響でヴァイオリンコンチェルトやソナタをたくさん聴くようになってから、ヴァイオリンは凄い性格とか解釈の違いが顕著に出るなぁというのが分かってきました。私は絶対音感とかないので、音程の誤差とかは分からないのですが、踊る前提でクラシックを聴いていたくせが抜けないのか、リズムとか音の溜め方、間の取り方に敏感みたいで、これは凄い個人差が出る。あ、こういう一つ一つの選択を総合すると解釈になるのかな?と気付いたんです。

というのも、Twoset Violinのコンサート以来、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴きまくっていて(有名な曲だけど全楽章通してこんなに聴きこむのは初めて)、色んなソリストのバージョンを何回も聞いてるうちに、同じ曲でも全然違う解釈をするし、むしろ違う解釈出来るあそびがちゃんと音楽にあるんだなぁと気付いて。有名な曲なので色んな人が色んな時代に録音しているのですが、こんな違って良いの?‼ってぐらいみなさん自由に解釈されてて。メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトE minorはオープニングがめちゃ有名だから、みんな聞いた事あると思うのですが第2楽章のしっとり感、第3楽章の疾走感といいかなりキャッチ―な部類だと思うのでぜひ一度。

後、歴史的背景もバレエだけが接点だった私には新しい視点で。特にチャイコフスキーとかゲイ疑惑があった(諸説ありますが、ほぼ確定で間違いなさそうです)事を知ってから、耳が腐るぐらい聞いた彼のバレエ音楽も、彼の数少ない自己表現の場だったんだなぁ、とか思うと新しい感覚で聞ける♪♪ くるみ割り人形とか、眠れる森の美女など、ファンタジー感満載なのはもしかして現実逃避だったのかなぁとか。ヴァイオリン演奏家になれなかったシベリウスも、渾身のヴァイオリン協奏曲を残しているし、ソ連時代に亡命せざるを得なかったラフマニノフらたくさんのロシア人音楽家とかはどんな思いで故郷に思いを馳せながら作曲したんだろうとか(今のロシアの現状とかも重ねるとさらに切ない…)。

もうバレエ好きで、ゴリゴリの理系で、今度はクラシック好き?とかなると、めちゃめちゃカタいというかナーディーというか笑 自分でも、いや真面目かよってツッコミたくなるのですが、私を知っている人は知っている…。好き‼センサーに引っかかる事に正直に反応しているだけという事がww 特に音楽の趣味は我ながらめちゃくちゃで、70sシティポップ、ジャズ、エレクトロ、2000sのオルタナロックは私にとって懐メロだし、GorillazとかPerfumeも好き、映画音楽も好き。きっとSpotifyのアルゴリズムもおススメに困ってるだろうな笑

特にまとめはないのですが、あまりにも周りにクラシック好きがいなくて好きを発散出来ていなかったので、ブログに書いて発散させます!おすすめがあったら(特にカルテット!)教えてください!


忘備録的に今めっちゃ聴きこんでいるクラシック:
弦楽オクテット/メンデルスゾーン
ヴァイオリンコンチェルト 1番/ブラームス
ヴァイオリンコンチェルト 1番/ブルック
ピアノコンチェルト/ラヴェル
シンフォニー 3番/チャイコフスキー
ヴァイオリン二重奏/バッハ
ヴァイオリンソナタ 3番/イザイ(マクシーム・ヴェンガロフ)

弦楽カルテット 8番/ショスタコーヴィッチ


長年のお気に入り:
ヴァイオリンコンチェルト/チャイコフスキー
シンフォニー 7番/ベートーベン
ピアノコンチェルト 2番と3番/ラフマニノフ
パガニーニの主題による狂詩曲/ラフマニノフ
ジムノペディ/サティ
ピアノソナタ 2番/シューマン(内田光子)
無伴奏チェロ/バッハ(ヨーヨー・マ)
コッペリア全幕/ドリーブ
白鳥の湖全幕/チャイコフスキー
エチュード/ショパン