お久しぶりです。これから怒濤の期末シーズンなので、その前に少し考え事の整理を。

というか、大変だったんですよー この2週間程!
アパート探し。
3人目のルームメイト探し。
夏の帰国中の間の貸し出す人探し。
オーナーとの契約。

あああああこんなに勉強と自分以外の事に頭悩ませたの久々かも笑
結局、同じ大学の子と3人で学校から徒歩圏内のアパートを借りる事に!
しかも今住んでる寮から5分だから、引っ越しも自力でやろうと思います笑



さて。そんな合間をリフレッシュする為にダンス見てきました。
1つは初のブロードウェイ作品 After Midnight。
これは、ルームメイトが劇団プロダクションのインターンをしてるのですが、
そこでゲットしてくれたタダ券♪ しかもオケ席、前から11列目!
NYの大学に行く醍醐味はこれですねっ!
このミュージカルは、特に物語とかはなくて、ジャズバンドが舞台上でプレイします。
20-40年代のハーレムの日常を切り取った、小作品集って感じです。

これは良かった!
まだまだミュージカルの免疫が足りないので本場のミュージカルはきっと受け付けない...汗
なんでしょう。あの劇風な感じ?好きじゃないんですよ。同じテンションになれなくて。
でもジャズってのもあったし、ハーレムならではの飾らない感じが凄く良く出てました。
そしてやっぱアメリカは、20年代ー60年代、70年代ぐらいが好き!
なんでしょう。経済とか歴史とか知識ゼロなんですが、このあたりの時代感!良い!
ちょっとお洒落するとか、ちょっとスモールトークしてみるとか。
その程度の事で簡単に心の底からうきうき出来た時代があったんだなぁーって。

現在のアメリカはいわゆる"Political correctness"にうるさくて。。
差別語を使っちゃいけない、とか「タブー」な話題とか。
もちろん、TPOに応じるのは大事だけど、オブラートに包んだ会話しか出来なくなっちゃう。
たまにもの凄く息が詰まります。 今のジョーク分かってくれたかな?って。
その点、少し前の時代は差別も露骨だったかもだけど受け取る側も免疫ついてた気がする。
そのフランクさ、率直さが、私にはとても共感出来たし、心地良かったです。



そしてもう1つは私の大学のプロジェクト。
NYベースの振付家を呼んで、半年のリハーサルで作品を造り上げます。
今学期のメンツはなんかもうスーパースターで!!!
Twyla Tharp, Andrea Miller, Martha Graham Company, Robert LaFosse!
ちなみにこのRobertさんは私のバレエの先生でして。
元アメリカン・シアターとNYCBのプリンシパルで、トニー賞にノミネートされた事も!
この人もぜーーーーんぜん飾らない人で、すっごくレッスンが楽しいです♪
でも何より凄いのは....ダンサーが全員、生徒!

2年目にもなるとダンサーコミュニティの顔見知りも増えてきたのですが、
今日は「あ!あの子も!」って発見がいっぱいで。
やっぱり同年代のダンサーを見てると刺激になります。
私は特にAndrea Millerのが気に入りました♪



思った事。やっぱり私の1番の充電は芸術に触れている事だなぁ。

人それぞれ、充電の仕方ってあると思うけれど私は舞台みたり、音楽聞いたり、本読んだり。
誰かと一緒に行っても楽しいし、1人で行くのもそれはそれで濃い時間で。
やっぱり人類がどんなに不景気でも莫大な予算をかけて映画作ったりしてるのは、これかな。
芸術って、人類が自然を欲するものなのかな、と。
私はわりと自分の欲求に正直なタイプなので笑 もっと度々充電してあげなきゃなって思います。