| 1990 | 大阪阿倍野辻調理師専門学校卒業 関西を中心にイタリアンレストランで勤務。 |
| 1996 | 渡伊。イタリアピエモンテ州 ICIF料理学校に始まり、ミシュラン一ツ星から四ツ星ホテルまで数軒のレストランで修業 |
| 1997 | マルケ州 ペーサロのリストランテ シンポジウム(一つ星)でシェフのルーチョ ポンピーリに師事 その他リストランテ マドニーナ デル ペスカトーレ(一つ星)リストランテ ジャルディーノ(一つ星)ホテル ヨーロッパ(四つ星)などで修業。 |
| 1998 | 神戸のレストランでシェフを務めたのち |
2005 | 再渡伊。中部イタリア マルケ州 リストランテ イル バッカロ研修 |
1996年7月、中部イタリアマルケ州、人口600人の小さな村に到着、その素晴らしい景色と人々の親切さに魅了され、とにかく無我夢中で働き、よく食べ、毎日を120%で生きた日々でした。ここから僕とイタリアという国、そして本物のイタリア料理とのお付き合いの始まりです。当時、日本には、すでにたくさんのイタリアンレストランがあり、いろいろな食材を使い、たくさんのメニューがありそれぞれのレストランのシェフにより、おいしいイタリア料理が提供されていました。願えば居ながらにして、世界の料理を、口にする事ができるわけですね。日本のシェフたちはさまざまな食材を取り寄せ探求心をもって創作意欲に力をそそぎ腕をふるう。一方、自分達の生まれた故郷の伝統的な料理をこよなく愛し、それこそが自分たちが守り続けるものだというイタリアのシェフや人々。このふたつの国には相反するものがあるのではないでしょうか。彼らが昨今この郷土料理をよりお皿の上で魅力的に芸術的に表現したものがよく見受けられます。僕自身も、修業先のレストランでそれを目の当たりにしてきました。しかしそのお皿の中のどこか、その基となるところに生まれ育った彼らのアイデンティティーを感じさせるすばらしい力があると思う。そこに近づけるようがんばりたいと思います。