嫁ちゃんの入院当日。

嫁ちゃんと2人で病院まで来ました。病院は、嫁ちゃんの希望で↓のクジラホスピタルに決めました。


ここは入院のできる精神科ですが、一般的な病棟とは違い、まるでホテルの様な部屋で、料理も美味しい事で有名みたいです。


入院するときに、個室、2床部屋、4床部屋と選べるのですが、個室で+1万円/日、2床で+5000円/日、4床なら追加料金無し、とかだったと思います。

どの部屋も空いていたのですが、嫁ちゃんが「個室にする」と言いました。

ちなみにその時、入院期間も未定だったのですが、医療費+1万円/日って相当な金額になることが想像できました。


慌てて僕は、「え、お金大丈夫?」と聞くと、「私が払うから大丈夫」とのこと。

「援助するよ?」とも言いましたが、「大丈夫」とのことで、個室入院が決まりました。


その時は嫁ちゃんは事あるごとに僕に牙剥き出して暴走モード入ったり、かと思うと急に落ち込みモード入ったりで精神不安定で、僕は常に落ち込みモードで、夫婦関係は成り立ってませんでしたが、まだ僕には嫁ちゃんを気にかける微かな光がありました。


その後も、入院先からもくる嫁ちゃんの電話が本当に辛くて。子供が泣いてても、「あなたのせいで入院したんだ」の話が、数時間止みません。僕も本当に、精神が壊れそうになっている中、母親が「xxの鳴き声が聞こえないの!?大人がいい加減にしなさい!あの子は1人じゃ生きていけないでしょう!?」と、(僕にも言ってるんですが)嫁ちゃんにも聞こえる様に言ってくれて、電話をガチャぎりしてくれました。鬱病の人からすると、

かなりのパワープレーで、「なんて酷い事するんだ!!」って思うのかもしれません。

でも、僕もおんなじ人間で、心が壊れそうになっていて。そして僕まで倒れたら、息子を見る親がいなくなりますし、息子の人生のために、今後ずーっと仕事だってしなきゃいけないわけです。ここでおかしくなるわけにはいきません。

僕としては、この時の母親の行動には本当に、感謝しかありません。


それから嫁ちゃんからの電話は、来ない様になりました。

僕も育休に入り、母親と二人三脚で子育てをし、軌道に乗ってきました。僕にとって夜泣きは、嫁ちゃんの耳レイ👂に比べたら、ほんとに屁でもなくて。3時間おきにミルクあげて、その都度寝かしつけて、僕の脇の下で寝てる息子が、本当に愛しかったです。

僕の心も、嫁ちゃんとのコミュニケーションが無くなったことで、徐々に通常に戻ってきました。


嫁ちゃんも入院によって、何も考えず自由な生活を送ることで、徐々に落ち着きを取り戻しました。また、僕も二週間に一回、嫁ちゃんの面会に行くくらいの距離感になり、夫婦の関係も一定回復したかな、と思っていました。

入院から約4ヶ月、嫁の退院が決まり、支払い日が来たときに、事件が起こりました。


嫁ちゃんから電話で、「支払い総額約200万だって」と言われました。僕は嫁ちゃんが払う物だと思ってるので、「結構したねー。」と言いました。

すると・・「え、なんで払ってくれないの?」と。


結論、くそ揉めました。


援助するよ、の言葉すら断っていたはずなのに、払うのが当然スタンス。

お金が湯水の様に出てくる人だと、思われてるんでしょうか?

向こうの親とも話し、僕が約150万、向こうの親が約50万円出す事で決着しました。


共働きの時も、嫁ちゃんは年収400万弱くらい稼いでいるのに僕は3万/月しか貰ってなかった(他生活は全て僕が負担)し、出産の病院も嫁ちゃんの希望で、完全無痛のホテルみたいなところで産んだおかげで、手出し100万くらい僕が全部出したし。それで貯金がないって信じられない、て言う文句を、向こうの親には全部言いました。


心も回復して、冷静に今までの状況を見れる様になった僕はようやく、自己犠牲の自分を解放できる事になりました。

「そっか、僕に悪いところがあるかも、ってスタンスだったけど、それだけだと自分が不幸になる思考なのかも」って。

自分の幸せをちゃんと考えよう、と思える様になりました。


そして、親権をとって離婚をする決意して、嫁ちゃんに「別れよう」とも言えました。

その時、ホテルのカフェだったのですが、とても長い事話しました。

何を話したかあまり覚えてないですが、最終的に嫁ちゃんから「あと一回だけ、一緒に住んでみない?」と言われ、もう一度だけ、何か問題が起きるまで住む事になりました。


それから約3年・・・































モラ活耳レイ👂の問題だらけの日々ですよ!


あーあ、あの時の別れる決意はどこへ行ったんだろう・・僕はいつか報われるんだろうか。。

息子が可愛いから、それで満たされてはいるんですがが・・。でも、昔より無理しない自分で、嫁ちゃんにははっきり言える様になったので、そこは楽になったんですけどね。


さて、今日も嫁ちゃんのサンドバッグや。👊