あすとろまん -4ページ目

あすとろまん

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毎年終わりが近づくと変な人が現れる。

変な女性だ。

今年は

『私を抱きたいんでしょ?』
『抱きたいと思うど?』

と突然言い、
チョッカイを出し始めるお姉さん。


僕は、『全然。まったく思わない』
と首を横に振りブランデーを飲む。

それを受けてプライドが赦さないのか
何度も問うてくるお姉さん。

僕はその度、
『いや。』
『まったく』
『全然』

顔色変えずに返す。

お姉さんはぐぬぬってなって、

『私のこと好きでしょ?』と言い出す。


僕は『それは、もちろん』
と社交辞令で言うのだが、


降り出しに戻り押し問答になる。

最終的には
『だってタイプじゃないもん。うぜぇ』

と言ってお姉さんのチョッカイを
手で払い退ける。


すると、お姉さんは

『あぁ〜ヨルかわいい』
と目がトロンとして
なんか勝手に陥落してらっしゃる。

『来るな!来るなし』
と逃げ回る僕。

ね。
口説いた要素まったくないじゃないですか?

歳上のお姉さんに良く気に入られる。
そんな今年でした。

今度会いにくいな。