【外伝】『-+-鎖-+-』1話 | あすとろまん

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明日は髪でも切リに行くか。
目閉じてそう思っているといつの間にか眠ってしまった。



次の日、
クラオは床屋へ向かった。クラオにとっては顔なじみの床屋である。ずっとここで髪を切っていたのだ。

床屋のなじみのおじさんと軽く世間話。
店内は空いていたので話しながらすぐに準備にかかるおじさん。
クラオは「暑いから丸刈りで」

おじさん「髪は残すね?」

クラオ「そりゃぁ残すどもん」

おじさん「わかったわかった」

バリカンでクラオの髪を刈る・・・・

三十分後・・・・

坊主が完成した。

おじさん「あっ、そうそう、山の上にできた温泉知ってるね?無料券と籤引券やるからいってみらんね?」

クラオ「おじさんが行きなよ」

おじさん「期限が今日までなんよー。んでワシはコレと今日、デナー(ディナー)に行かなきゃいかんからのー」

クラオ「そんな言えん横文字使わんちゃ。いい歳して」

おじさん「デナーだろもん?だからねこの券やるから行ってきなっせ」

おじさんの押しに負けてクラオは券をもらうことにした。

散髪代を払うとそそくさと店を出た。

外の風がやけに冷たく感じる。頭がさっぱりしすぎたせいだった。
クラオは頭を撫でながら券を見るなり、せっかく貰ったし行くか・・・・と呟いた。



1話『券』


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