《Jasmine Tea》
--工芸茶*アーチ状--
163円(*廣記商行*←click!)
昨日は夏至でした。

ジャスミンティーに使われるジャスミンJasminum sambacの花を去年の今頃まで大切に育てていたのですが、大きくなりすぎて、実家に預けたら、
『水やり忘れてて、
駄目だったわ。』と母。
あっけなく、預けてすぐの真夏、ご臨終になられました。
ショックでした。
絶句しました。
はごろもジャスミンJasminum polyanthumや
マダガスカルジャスミンStephanotis floribunda、
カロライナジャスミンGelsemium sempervirensなどは大型量販店でも売っているメジャーな園芸品種なのですが、
本物のジャスミンはなかなか目にしません。
マダカスカルジャスミンとカロライナジャスミンはジャスミンが属するモクセイ科でさえありません。花の形や香りが似ているから付いた通名です。
とても気に入っていた一鉢でした。青と白のルリマツリPlumbago capensisと寄せ植えにしていて、咲き競う姿は見事でした。
画像は在りし日のジャスミンと白のルリマツリです。色々探してみたのですが、アップのものしかありませんでした。
母に預けたらもっと素敵な鉢にしてくれるだろうと思っていたのですが、ガーデニング好きだった母は見る陰もなく、今はウエストハイランドホワイトテリアの‘ケンタ’に夢中だという事実がこの件ではっきり断定されました。
10年以上も大切に育てていた一度に十数個の花をつけた‘月下美人’も
そういえば一昨年の真冬に亡くなられていました。今更気付いても後の祭りです。父の日に帰った時、5年間も大事に育てて、これまた大きくなりすぎ預けたパイナップルもご臨終になられていた事を知りました。こちらは冬の寒さにやられたそうです。
画像は去年のパイナップルです。
りっぱな観葉植物です。
実はこれ、葉付きのパイナップルの葉っぱを綺麗だなと思って水にさして飾っていたら、根っこが出てきて鉢に植え替えたものなんです。話によれば、5年から6年目で小さい実を付けるようになるそうです。とてもとても楽しみにしていたのですが、残念でした。
10鉢以上も一度に預けたので、母もパニックになってしまったのかもしれません。
あ、脱線しました。
そういう訳で、去年の今頃まで育てていたジャスミンの話に戻りますが、
ジャスミンの花は夜開きます。

暗くなってから辺りに甘い香りが広がり、ジャスミンの花が咲いていることに気付きます。部屋の明かりが少しだけもれる中で目を凝らすと、ふわっと白く清楚な花が可憐に咲いているのがようやく見えます。そして次の日の昼間に強い風などが吹くとポロリと落ちてしまいます。とてもはかない命の花でした。
6月の梅雨入りくらいから咲き始め、真夏は少し休眠し、虫の音が聞こえてくる頃にまた咲きだし、10月中頃くらいまで少しずつ花をつけていました。
しかし、この夏至の時は別です。
一度にたくさんの花を開かせていました。一年で一番短い夜になぜ一番多くの花を咲かせていたのでしょう?この日ばかりは鉢を引き入れ、むせ返るほどの甘い空気で部屋を満たし、天然のアロマテラピーを楽しみました。
昨日はそのジャスミンを思い出しながら、ジャスミンティーを入れ、
楽しみました。
工芸茶というものをご存じですか?
色々な細工が施してある茶葉のことを言います。
透明のグラスに入れ、熱湯を注ぎ、しばらく待っていると、堅い球状になっていた茶葉が段々と開いてきます。
とても長い時間掛かります。

ゆっくりと茶葉が開いて行く様を見つめながら、じっと待つ時間、一年で一番短い夜を過ごすに相応しいと感じました。
1分1分の流れをとても長く感じます。
茶葉の一枚一枚がお湯を含み、お湯はゆっくりと茶色に染まって行きます。
湯を一杯に含んだ球体はやがて花が開くように広がってきます。
そこで、動きがぱったりと止まりました。

しびれを切らし、熱湯をグラスの容量ぎりぎりまで注ぎ入れました。
すると、みるみるうちに開いた茶葉の中からジャスミンの花のアーチが現れ、真っ赤なセンニチコウの花がのぞきました。
素晴らしい細工です。
ほんの短い‘とき’をとても長く楽しみました。
夏至の夜のひととき、美しい時の流れの中に居ました。

もっと広いグラスの方が良かったようです。茶葉が完全に横に開けなかったので、なかなかジャスミンの花が出られなかったのではないかと思います。
ジャスミンはこの様にまた、お茶として花ひらくことが出来るのですね。
いつか、お茶の木と本物のジャスミンを手に入れて、自分でこの工芸茶を作ってみたいと思いました。
お茶の木は鉢植えでも、数百グラム程なら自家製茶葉が作れるそうです。
究極の趣味ではないでしょうか?
--工芸茶*アーチ状--
163円(*廣記商行*←click!)
昨日は夏至でした。

ジャスミンティーに使われるジャスミンJasminum sambacの花を去年の今頃まで大切に育てていたのですが、大きくなりすぎて、実家に預けたら、
『水やり忘れてて、
駄目だったわ。』と母。
あっけなく、預けてすぐの真夏、ご臨終になられました。
ショックでした。
絶句しました。
はごろもジャスミンJasminum polyanthumや
マダガスカルジャスミンStephanotis floribunda、
カロライナジャスミンGelsemium sempervirensなどは大型量販店でも売っているメジャーな園芸品種なのですが、
本物のジャスミンはなかなか目にしません。
マダカスカルジャスミンとカロライナジャスミンはジャスミンが属するモクセイ科でさえありません。花の形や香りが似ているから付いた通名です。とても気に入っていた一鉢でした。青と白のルリマツリPlumbago capensisと寄せ植えにしていて、咲き競う姿は見事でした。
画像は在りし日のジャスミンと白のルリマツリです。色々探してみたのですが、アップのものしかありませんでした。
母に預けたらもっと素敵な鉢にしてくれるだろうと思っていたのですが、ガーデニング好きだった母は見る陰もなく、今はウエストハイランドホワイトテリアの‘ケンタ’に夢中だという事実がこの件ではっきり断定されました。
10年以上も大切に育てていた一度に十数個の花をつけた‘月下美人’もそういえば一昨年の真冬に亡くなられていました。今更気付いても後の祭りです。父の日に帰った時、5年間も大事に育てて、これまた大きくなりすぎ預けたパイナップルもご臨終になられていた事を知りました。こちらは冬の寒さにやられたそうです。
画像は去年のパイナップルです。りっぱな観葉植物です。
実はこれ、葉付きのパイナップルの葉っぱを綺麗だなと思って水にさして飾っていたら、根っこが出てきて鉢に植え替えたものなんです。話によれば、5年から6年目で小さい実を付けるようになるそうです。とてもとても楽しみにしていたのですが、残念でした。
10鉢以上も一度に預けたので、母もパニックになってしまったのかもしれません。
あ、脱線しました。
そういう訳で、去年の今頃まで育てていたジャスミンの話に戻りますが、
ジャスミンの花は夜開きます。

暗くなってから辺りに甘い香りが広がり、ジャスミンの花が咲いていることに気付きます。部屋の明かりが少しだけもれる中で目を凝らすと、ふわっと白く清楚な花が可憐に咲いているのがようやく見えます。そして次の日の昼間に強い風などが吹くとポロリと落ちてしまいます。とてもはかない命の花でした。
6月の梅雨入りくらいから咲き始め、真夏は少し休眠し、虫の音が聞こえてくる頃にまた咲きだし、10月中頃くらいまで少しずつ花をつけていました。
しかし、この夏至の時は別です。
一度にたくさんの花を開かせていました。一年で一番短い夜になぜ一番多くの花を咲かせていたのでしょう?この日ばかりは鉢を引き入れ、むせ返るほどの甘い空気で部屋を満たし、天然のアロマテラピーを楽しみました。
昨日はそのジャスミンを思い出しながら、ジャスミンティーを入れ、
楽しみました。
工芸茶というものをご存じですか?
色々な細工が施してある茶葉のことを言います。
透明のグラスに入れ、熱湯を注ぎ、しばらく待っていると、堅い球状になっていた茶葉が段々と開いてきます。
とても長い時間掛かります。

ゆっくりと茶葉が開いて行く様を見つめながら、じっと待つ時間、一年で一番短い夜を過ごすに相応しいと感じました。
1分1分の流れをとても長く感じます。
茶葉の一枚一枚がお湯を含み、お湯はゆっくりと茶色に染まって行きます。
湯を一杯に含んだ球体はやがて花が開くように広がってきます。
そこで、動きがぱったりと止まりました。

しびれを切らし、熱湯をグラスの容量ぎりぎりまで注ぎ入れました。
すると、みるみるうちに開いた茶葉の中からジャスミンの花のアーチが現れ、真っ赤なセンニチコウの花がのぞきました。
素晴らしい細工です。
ほんの短い‘とき’をとても長く楽しみました。
夏至の夜のひととき、美しい時の流れの中に居ました。

もっと広いグラスの方が良かったようです。茶葉が完全に横に開けなかったので、なかなかジャスミンの花が出られなかったのではないかと思います。
ジャスミンはこの様にまた、お茶として花ひらくことが出来るのですね。
いつか、お茶の木と本物のジャスミンを手に入れて、自分でこの工芸茶を作ってみたいと思いました。
お茶の木は鉢植えでも、数百グラム程なら自家製茶葉が作れるそうです。
究極の趣味ではないでしょうか?