皆さんもご覧になったことでしょう、

 ドレスが青と黒に見えるのか白と金に見えるのか。

 白金派? 青黒派? どちらかわからない謎の色のドレスの写真で世界がまっぷたつに
 2017.2.27ねとらぼ


 海外のショッピングサイトで話題になった本当は青と黒のドレスなのに、多くの人が白と金のドレスに見えてしまうというこの記事。

 私も上の子に画像を見せられて、

 「シロと金!」

 と元気に答えました。

 どうしてこんなことが起こるのか?

 解説のサイトも紹介されました。

 なぜドレスの色の錯覚はおきたか?-色の恒常性-

 以前私が読んだ本でも、私たちの脳は嘘をついていると書かれています。

   脳は、様々な情報を収集した上でそこから推測していると。

 私たちは、見たものから様々な条件をかんがみた上で推測して認知しているそうなんです。

 だから、すぐに騙される。

 これは、生まれてから様々な経験をしてつくられていくようです。

 本に紹介されている3歳で失明し、43歳で角膜移植により光を取り戻した男性は、目の前に現れた黒くて大きな物体が岩なのか影なのかすぐに判断できないそうです。

 人の顔を見分けるのも苦手で自分の子と他人の区別がつかなかったりもしたそうです。

 そして、視力を取り戻して4年後、問題を解決するために彼が選んだのは、盲導犬を飼うことでした。

 見るというのは簡単なようでものすごく複雑な情報処理の上で認識されるものなんですね。

 それは1日してはならず、長い経験の積み重ねでもあるんです。

 今回のドレス、すっかり嘘つきな脳に騙されたil-manoです。