おはようございます。

 寒くなってきましたね。

 今日の話題は久しぶりに子宮頸がんワクチンについてです。
 
  接種後の異常訴え、291件報告 子宮頸がんワクチン
            朝日新聞 apital 2013.10.28


 
  この接種後の異常報告の数ですが、今年4~7月の4ヶ月での報告です。

 このうち、けいれんや歩行障害など重症とされたケースが143件。

 接種件数に対する割合でいうと、

 0.014~0.125%

 ちなみに1月~3月の異常報告の割り合いは、

 0.002~0.015%

 桁が一桁違っています。

 ワクチン別ですと、

 グラクソ・スミスクライン(サーバリックス)は医療機関から106件、製造販売会社から60件。

 MSD(ガーダシル)は医療機関から102件、製造販売会社から23件。

 どちらも4ヶ月間でです。

 新聞記事では子宮頸がんワクチンの積極的勧奨がひかえられ、副作用報告がメディアで大きく報道された6月以降に数が増加しているので、その影響があるのではと書かれています。

 報道により過剰に報告されすぎているのか、いままでまさかワクチンの副作用だと思わなかった人達が声を上げたせいなのか?
 
 厚労省の検討会は今年12月に、こうした報告、痛みの原因、頻度等を詳しく評価し、今後の接種勧奨をどうするか判断していくそうです。