今日は、天気がよくて良かった。

 主婦にとって天気は、単に気分の問題だけでなく、洗濯や布団ほし等の仕事の効率に影響を与 える重要事項です。 ましてや、仕事をしていて毎日が自由でない時は特にですよね。

 浄化の雨は受け入れますよ。 たぶん。

  さて本題です!


 子宮内膜症

 本来子宮内にある子宮内膜組織が、 子宮外に見られるもの。
 
 子宮の内膜組織は、ホルモンの影響を受け、厚くなりやがて剥がれて月経血として体外に排泄されます。 子宮外 の組織にある子宮内膜組織も、同じように、ホルモンの影響で厚くなり剥がれるのですが、排泄される出口がありません。 そのかわり、子宮外の組織に付着し て癒着等を起こします。 これが、子宮内膜症です。 

  多く見られるのが卵巣への癒着で、卵巣膿腫という形で現れま す。 しかし、全く違う組織、膀胱や腸に付着したり、まれですが、肺や目に見られることもあります。

 原因は諸説あります。 月経血逆流 説、リンパ・血管を通しての移動説、先天的、細胞分化の異常説、環境原因説などなど、まだまだ解明されていないことが多いようです。
 
  症状としては、下腹部痛、不妊・流産、性交時痛などから、便秘、下痢、血尿、めまいまで、人によって様々な症状があるようです。

 症状が 無い方、また症状があっても子宮内膜症だと気づいていない方、診断されていない方も多いようです。

 婦人科に勤めているとわりとポピュ ラーな疾患です。

 そこで、今読んでいる本です。
子宮内膜症―症状緩和のためのナチュラルセルフトリートメント/バレリー・アン ワーウッド
¥3,360
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   子宮内膜症の方の症状緩和のためのセルフトリートメント、自然療法の本です。

 つらい症状を自分でなんとかしようというものです。 出版 がフレグナンスジャーナル社ですので、自然療法として、アロマとハーブが大きく取り上げられています。

 セルフトリートメントの基本は、 食事の改善、運動、アロマ、ハーブなど。

 その他、アーユルベーダ、マッサージ、針・指圧、水療法、ホメオパシー、ティシュソルト、フラ ワーレメディー、ナチュロパシーなども紹介されています。

 気をつけなければいけないのが、著者が英国人であり、英国で書かれている本で あるということです。

 一般的なある日の食事が、朝食=シリアル、午前のおやつ=ケーキ、昼食=サンドイッチ、午後のおやつ=クッキー、 夕食=パスタ、夜食=ハンバーガー。 日本人からすると恐ろしい食事です。 こういう食事をしている方達にむけて書かれているということですよね。(マク ロビの発祥もこういう方向けの食事の改善からですよね。)

 アロマの使い方も、濃度5%とか、バスタブに精油9滴とか、日本のAEAJの 基準より遥かに高濃度で書かれています。 これも、イギリス仕様でしょうね。

 その辺のことを差し引いても、参考になる本だと思います。

  素人の方が、鵜呑みにすると、ちょっと間違うことがあるかなと思います
ので、ご注意を。

 本の内容については、私の中で、もう少しこなれ てからお話したいと思います。