お母さんの食事と、母乳が子どもの味覚を育てるという記事を書きました。

 多くのお母さん達は、離乳食ぐらいまでは一生懸命 に考えて整えます。 問題はその後です。

 ですので、最近の離乳食は赤ちゃんのための特別食を作るのではなく、親が食べているものを取り 分けてあげましょうという考え方になりました。

 すなわち、赤ちゃんに取り分けてあげられるような食事を大人もしましょうということで す。

 離乳食のときだけ気を使っていても、2~3歳になると、家庭の味に慣れていくことになります。 普段の大人の食事が、濃い味付け で、脂肪が多く、化学調味料たっぷりでは、子どもの食事もやがてそうなるということ。

 大人も、素材の味を活かした、薄味の血液サラサラ 食事にすれば、家族全員が健康でいられます。

 そんなことは、私に言われるまでもなく皆さんご存知だと思います。

 い ま、子どもの味覚が危ないのは、「ポテト◯ップス 手羽先味」「バーベキュー味 ◯◯」「チーズ味 ◯◯」などという食品です。

 私たち は、人参を食べれば人参の味、ごぼうを食べればごぼうの味、サツマイモを食べればサツマイモの味と当たり前のように感じてきました。 今の子ども達は、 ジャガイモのはずなのに手羽先やバーベキューやチーズの味がするものを食べています。

 食べているものと味が一致しないんです。 それ も、たっぷりの化学調味料で作られた味を感じています。

 味覚は、混乱していきます。 本来しない味が、強烈な刺激として刷り込まれてい くんです。

 こわいですよね。

 スナック菓子って食べ始めると止まらないですよね。 これが、化学調味料の力です。

  そういう味が存在する世の中ですから、自然食品だけにこだわりましょうとは言いません。 うちの子達もスナック菓子は大好きです。

 いま あふれているスナック菓子は、子どもの味覚を混乱させる危険性があると知っていることが大事だと思います。

 そうすれば、それなりの食べ 方が出来るのではないでしょうか?

 子どもの味覚を守るのも親の役目ですよね。

 スナック菓子とは上手につき合いましょ う!!