今日は、更年期障害と戦う方法です。

 さあ、どうたたかいましょうか?

 キーワードは、視床下部、脳下垂体、 海馬、自律神経、ホルモン、エストロゲン、血管、骨。

 戦うための武器は、 アロマ  食事  野生の力  です。

 
  ★戦う方法 そ の1  『アロマ』

 まず、視床下部、脳下垂体、海馬、大脳辺縁系に働きかけるのが、アロマテラピーです。 ここは、アロマの得意分野ですよね。

 そのなかでも、エストロ ゲンと言えば、クラリセージです。

 「クラリセージ」
 学名 Salvia sclarea  
  シソ科の2年草です。 花と葉を水蒸気蒸留してとります。
   主要成分であるスクラレオールにエストロゲン様作用があります。
  心を落ち着かせてくれて、悲しみを癒し、まったり、とろりとさせてくれます。

  クラリセージで女性ホルモンを補うっていうのはいいですね。 芳香浴、マッサージ、バスソルトなどいろいろな時にクラリセージを使う。

  でも、私は、単品での香りは苦手なんです。ブレンドするといい香りなんですけど。

 アロマの鉄則は、本人が心地よいと感じる香りだと思う ので、無理に使っても、どうかと思います。

 クラリセージじゃなくても、好きな香りで緩むのが自律神経の失調による不定愁訴には良いと思 います。

 そうはいっても、トラブル別に良いアロマはご紹介しておきます。

 ・ホットフラッシュやほてりには、クールダ ウンしてくれるペパーミントやローズオットー。

 ・イライラには、カモミールローマンやオレンジ、ベルガモット。

 ・冷 えには、ジンジャーやマージョラム。

 ・頭痛にはラベンダーやペパーミント。

 ・皮膚の乾燥、かゆみには、カモミール ジャーマンや、フランキンセンス、ネロリ。

 マッサージをするなら、ベースオイルに月見草油を10%程度加えると良いです。 女性のため の奇跡のオイルと言われる程ですから。

 ハーブティーも良いですね。

 やはりホットフラッシュなどには、ペパーミント ティー。 チェストツリーベリーは、とても良いお茶なんですが、苦いのが難点です。 チンキだと飲みやすいかもですね。 ローズティーも良いです。 レッ ドラズベリーリーフティーも女性の味方です。

 とにかく、好きな香りでリラックスして、ハーブティーでほっとして、自律神経のバランスが とれるようにしてあげることが一番です。

 次の武器は『食 事』。 明日はこの食事についてお話します。