久々にシリーズものです。

 更年期!

 たぶん私、まっただ中です。

 今回の記事のためにまわったサイトにある、更年期度チェックで、「更年期外来に行きましょう。」なんて言われちゃいました。 
  こちらのサイトです

普通に疲れやすく、肩こり頭痛があって、冷え性なだけで、昔からある症状だし、つらいとかないんですけど、チェックの仕方が悪かったのかしら?

 まあ、そんなこんないろいろと調べてみました。

 更年期とは、閉経の前後5年ぐらいの期間をいいます。 女性には誰にでもある期間。 男性にも更年期はあるようですが、今は女性の更年期についてお話していきます。

 卵巣の機能が衰えていき、ホルモンのバランスが崩れていきやがて、女性ホルモンは出なくなります。 この期間がおよそ10年。 これが更年期です。

 そして、このホルモンのバランスの崩れのためにおきるのが、いわゆる更年期障害というもの。 

 更年期障害はほとんど感じない人から、なんらかの治療が必要な人まで個人差が大きいものです。

 女性ホルモンは卵巣から出され、2種類、 エストロゲン と プロゲステロンです。

 この女性ホルモンには三つの器官が関わっています。

 視床下部  脳下垂体  卵巣 です。

 まず、1、脳にある視床下部が「性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)」を分泌します。 そして、脳下垂体を刺激します。

 2、指令を受けた脳下垂体は、性腺刺激ホルモンである「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と「黄体形成ホルモン(LH)」を分泌します。 

 3、それが卵巣に伝わって卵巣が2種類のホルモンを作り出します。

 そして、血中のエストロゲンとプロゲステロンの量によって視床下部が「性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)」の分泌をしてホルモンのバランスをとっていきます。

 更年期を迎えると、卵巣の機能が衰えるので、視床下部や脳下垂体がいくらホルモンを出しても、女性ホルモンは出なくなっていきます。 なので、さらに、視床下部はホルモンを出す脳下垂体もホルモンを出す、うまくいかない、という具合に、バランスがとれず、どんどん脳の中枢が混乱していってしまいます。

 この視床下部は、自律神経の最高中枢でもあります。 混乱した視床下部のために、自律神経が乱れ、更年期障害と呼ばれる、様々な症状が出てきてしまうわけです。

 のぼせ、ホットフラッシュ、肩こり、頭痛、腰痛、手足の冷え、めまい、耳鳴り、便秘、食欲不振、不安、不眠、憂鬱、いらいら  等々 本当に様々です。

 つらい症状に悩まされている女性は、すくなくありません。

 さらに、このような、いわゆる更年期障害と言われる症状のほかに、女性ホルモンの急激な減少・消失によっておきてくる症状があります。

 本当は、こちらのほうがこわいかもしれません。

 長くなりますので、続きは明日にします。 しばし、お待ちください。