久々にシリーズものです。
更年期!
たぶん私、まっただ中です。
今回の記事のためにまわったサイトにある、更年期度チェックで、「更年期外来に行きましょう。」なんて言われちゃいました。
こちらのサイトです
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fil-mano.img.jugem.jp%2F20100407_1427033.gif)
普通に疲れやすく、肩こり頭痛があって、冷え性なだけで、昔からある症状だし、つらいとかないんですけど、チェックの仕方が悪かったのかしら?
まあ、そんなこんないろいろと調べてみました。
更年期とは、閉経の前後5年ぐらいの期間をいいます。 女性には誰にでもある期間。 男性にも更年期はあるようですが、今は女性の更年期についてお話していきます。
卵巣の機能が衰えていき、ホルモンのバランスが崩れていきやがて、女性ホルモンは出なくなります。 この期間がおよそ10年。 これが更年期です。
そして、このホルモンのバランスの崩れのためにおきるのが、いわゆる更年期障害というもの。
更年期障害はほとんど感じない人から、なんらかの治療が必要な人まで個人差が大きいものです。
女性ホルモンは卵巣から出され、2種類、 エストロゲン と プロゲステロンです。
この女性ホルモンには三つの器官が関わっています。
視床下部 脳下垂体 卵巣 です。
まず、1、脳にある視床下部が「性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)」を分泌します。 そして、脳下垂体を刺激します。
2、指令を受けた脳下垂体は、性腺刺激ホルモンである「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と「黄体形成ホルモン(LH)」を分泌します。
3、それが卵巣に伝わって卵巣が2種類のホルモンを作り出します。
そして、血中のエストロゲンとプロゲステロンの量によって視床下部が「性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)」の分泌をしてホルモンのバランスをとっていきます。
更年期を迎えると、卵巣の機能が衰えるので、視床下部や脳下垂体がいくらホルモンを出しても、女性ホルモンは出なくなっていきます。 なので、さらに、視床下部はホルモンを出す脳下垂体もホルモンを出す、うまくいかない、という具合に、バランスがとれず、どんどん脳の中枢が混乱していってしまいます。
この視床下部は、自律神経の最高中枢でもあります。 混乱した視床下部のために、自律神経が乱れ、更年期障害と呼ばれる、様々な症状が出てきてしまうわけです。
のぼせ、ホットフラッシュ、肩こり、頭痛、腰痛、手足の冷え、めまい、耳鳴り、便秘、食欲不振、不安、不眠、憂鬱、いらいら 等々 本当に様々です。
つらい症状に悩まされている女性は、すくなくありません。
さらに、このような、いわゆる更年期障害と言われる症状のほかに、女性ホルモンの急激な減少・消失によっておきてくる症状があります。
本当は、こちらのほうがこわいかもしれません。
長くなりますので、続きは明日にします。 しばし、お待ちください。