保育所不足、待機児童の増加が問題とされて久しいですね。 本当に深刻な悩みです。

 こんな時代だからこそ、頼りにしたいのが祖父母力じゃないでしょうか。

 実際、習い事のお迎えなどで、孫育てをしてらっしゃる「おじいちゃま」「おばあちゃま」に会うことがよくありました。

 「娘も息子も働いているから、私たちがこの子の面倒を見てるんですよ。」と、うれしそうに孫育てについて語って下さいます。

 一方で、育児観が合わないからと祖父母には頼れないとするママたちも少なくありません。

 日光浴が推奨され、ミルクでの子育てが良しとされ、妊婦や授乳中はとにかく栄養を取らなければならないとされた時代に子育てをした世代ですから、現在の育児事情とは合わないのも当然です。

 わたしも、親世代の育児観に惑わされないようにと思っていましたが、それは、親世代が間違っているのではなく、親世代は間違った情報しか持っていないということなんです。

 ということは、現代の新しい情報を知ってもらえれば、こんなに頼りになる協力者はいないと思いませんか?

 なんといっても育児経験者ですし、一歩引いてみることができるし、産まれてきた子どもをとても愛おしいと思っている。 こんなにすばらしい保育者はほかにないんじゃないでしょうか?

 日本助産師会では、「楽しい子育て・孫育て講座」と題しこれから出産するかた、そしてその親御さん、現在育児中の方、そしてその親御さん向けに、孫育てについての講座を行っています。 詳しくは日本助産師会のHPをごらん下さい。(こちら

 il-manoも孫育て講座を見学に行くことにしました。

 孤育てから、チーム子育てへ

 皆が笑顔で子育てできますように。


 今回の記事は REBORNさんの情報誌「紙REBORN」を参考に書かせていただきました。