ロミロミセラピストHちゃんのサロンで大しゃべりしてきた中のひとつ、言霊。

 「そんなこと言っちゃダメだよ、言霊はあるから!」

 私は、言霊はあると思うし、その力は強いと思っています。

 なので、言葉には気をつけて、なるべくポジティブな発言をと思っていました。

 その意識が変わってきたのがこの本です。

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 佐田 弘幸さんの書いたこの本。 潜在意識の研究をしている方です。

 昨年、滝ノーラさんのセミナーを受けたのをきっかけに、潜在意識を考えてる私なのですが、そのノーラさんのブログに紹介されていたこの本を、佐田さんのことは何も知らず、読み始めました。

 おもしろいです。

 たとえば、今年受験で、何とか受かりたいとき、日本人は苦しい時の神頼みとばかりに神社などに行き、「どうか神様、◯◯大学にうかりますように!!」と、神様、仏様の力でなんとかしてもらえませんかの、他力本願。

 欧米人は、「神の名の下に、私は誓います。◯◯大学に受かることを。」。これは、自分でがんばると神に誓うんです。

 全然違いますね。

 受からなければ、日本人は「神様がたすけてくれなかった!」。欧米人は、「私の努力が足りなかった。」。

 それだけ、日本人はお気楽なんでしょうか?

 そんな日本人の気質もふまえ、プラス思考は危険だよという本なんです。

 もちろん、根っからポジティブな人はいいんですけど、そんな人はそう多くはないですよね。

 無理にプラスに考えようとすると、その裏にある本心、「本当は出来っこない。」などのネガティブな思考を、しらずしらず潜在意識に落とし込んでいってしまうというんです。

 いやいや、確かにそうかもと思うんですよね。

 ということで、必要なのは、自分のネガティブな思考を理解した上での無理のないポジティブさです。

 なんじゃそりゃという方は、この本読んでみてください。 

 私にはとてもためになりました。

 人間、無理は良くないです。