今日はベビーのケアについてお話します。
昨年の記事の「新生児と匂いと母乳」こちら で新生児期、およそ一ヶ月は母子関係にアロマなどの香りは不要というお話をしました。
ですから、生まれてから一ヶ月、もしくは数ヶ月はアロマは必要ないと思います。
アロマの出番はそれ以降ということになります。
また、AEAJアロマ環境協会のアロマテラピーの指針では、3歳未満の子どもには芳香浴のみとされています。
ので、ベビーには直接肌につく方法でアロマを使いません。
えー、なんだぁ、アロマ使えないの?
いえいえ、アロマはこうやって使います。
強い味方のフローラルウォター。水性の成分なのでベビーにも安心です。
おむつかぶれやかゆみにも良いですね。ラベンダーウォーター、カモミールウォーター、ローズウォーターなどがいいでしょう。
ローズウォーターなどをガーゼかコットンに浸してお尻や目をふいてあげて下さい。あせもっぽい時も良いですよ。
コットンのけばけばが残らないように注意してあげて下さいね。
他には、ハーブティーが活躍します。
<内用>
麦茶のかわりに飲ませてあげて下さい。 ジャーマンカモミール、ダンデライオンルート、リンデンなどがオススメです。
<外用>
ハーブバス = なべのお湯500mlを沸騰させ、火を止めます。ドライハーブを5g入れます。ふたをして30分放置します。 抽出液をコーヒーフィルターなどで濾します。 お風呂に入れます。 ジャーマンカモミール、ローズ、ラベンダーなどがおすすめです。
ハーブでパッティング = フローラルウォーターではなく、ハーブの浸出液(ハーブバスの要領で、お湯50mlにハーブひとつまみ)でお尻や、目を拭いてあげます。 ローズやラベンダーがオススメです。
ドライハーブのケバやカケラがベビーちゃんの肌の刺激になることがあるので、かならず、コーヒーフィルターなどで濾して下さいね。
あと、必ず一回使いきりでお願いします。
アロマ精油の使い方としてはこんなのもあります。
赤ちゃんが咳をして苦しそうなとき、ユーカリラディアタをちょっぴりたらしたティッシュ(爪楊枝などで少しだけつける。)をお母さんのお胸に入れます。これで抱っこしてあげると、アロマの吸入ができます。呼吸が楽になります。 フランキンセンス、サンダルウッド、安息香もいいでしょう。ただし、低濃度にしてくださいね。(お母さんがいい香りぐらいだとこすぎです。)
咳じゃなくても、ぐずっている時など、ラベンダーやベルガモット、妊娠中ママが好きだった香りをティッシュにちょっぴりつけて、お胸にいれる、これで抱っこであやしてあげると、ベビーが落ち着きます。
胎児の時期から嗅覚は発達していますから、ママが好きだった香りで赤ちゃんが落ち着くのは、ありそうですよね。
私のお友達の保育園では、インフルエンザなど感染症の予防で、ティートリーなどを保育士さんがお胸につけているそうです。
アロマの使い方はいろいろあります。
ベビーとも、アロマのある暮らしをどうぞ。