本日は曇天なり。
近くの桜並木です。
さくらはまだまだですね。
梅は、
きれいに咲いています。
鳥さん見えますか?うぐいすです。
うめにうぐいす。
花粉症じゃなきゃ良い季節ですよね。
花粉症の人にとっていやな季節ですが、更にいやなことに、花粉の飛散量は増えているらしいです。
スギ・ヒノキの人工林は、日本の森林面積の約30%を占めていますが、この面積はほとんど増加していませんので、木が増えているのではありません。
これは、木の樹齢に関係しているとか。
杉は樹齢30年以上100年ぐらいまでのものが、スギ花粉を多く生産するそうです。
日本におけるスギ・ヒノキの植林は、木材資源の確保などを目的として、昭和20年代から40年代に全国で行われました。
植林された木たちは、今、樹齢45から65年。 ガンガン花粉を飛ばしている時期です。
林業が盛んな時代は、木は利用され、また新しく植えられと循環していたのですが、いま、利用されることのない木たちが、花粉年齢を謳歌しつつ、せっせと花粉を飛ばしているということらしいです。
「だったら、さっさと木を切ってしまえ!」と思うかもしれませんが、自然のダムと言われる木とその根の役割、そしてCO2の吸収という私たち人間の尻拭いなど、重責を担ってもらっている木をむやみに切るわけにはいけません。
今後は花粉なお年頃の木の利用と、花粉の産生量の少ない木への植え替えが課題とか。
花粉産生量1/100の杉などの品種が開発されているそうです。
花粉症の無くなる日はくるのでしょうか?