目が覚めると、雪国でした。

 そして、今日の雪はふわっふわ綿菓子でした。
il-manoのアロマでサンバ
雪の結晶が見えます。

il-manoのアロマでサンバ
 ジュエリーみたいです。

 綿がしな雪はあっという間に融け、雪が降ったのがうそみたいです。

 夕方にはこんな月が、
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 それでは、本題です。

 『子どもと脳とタッチケア』

 生命の誕生は、卵管膨大部で精子と卵子が出会い受精するところから始まります。

 受精した卵は、細胞分裂を繰り返しながら、子宮へとたどり着きます。 そして、着床。 ここまでがおよそ1週間程です。

 そして、さらに盛んに細胞分裂し、三つの胚葉に分化します。 外胚葉、中胚葉、内胚葉です。 ここからさらに分裂分化し人体の器官が形成されていきます。

 三つの胚葉のうち外胚葉、ここから、脳や神経、感覚器などが形成されていくのですが、同じ外胚葉から形成されるものに、皮膚の上皮細胞層、すなわち表皮があります。

 人間の外側を守る表皮と脳は同じ由来なんです。

 そして、皮膚は脳であると言われます。

 人間は皮膚でいろいろなことを感じ取っています。 熱い、冷たい、あたたかい、かたい、やわらかい、ごつごつしている、すべすべしている、なめらか、しっとり、ふわふわ、ざらざら、がさがさ、ねっとり等、あげればきりがありません。

 また、この皮膚感覚で人の性格を表すことがあります。「ねちねち」「べたべた」「とげとげ」「陰湿」。

 そして、「肌が合う」。なんだか、はっきりわからないけど、上手くいきそうだと感じる、感覚的、直感的なものを言葉にしています。 

 反対に、「鳥肌が立つ程嫌い」。相手に対して、肌が拒絶反応を示しています。

 あなたが、他者に触れる時、どんな触れかたをし、どう感じていますか?

 大好きな彼に触れる時、いとしい我が子に触れる時、嫌いな上司に触れるとき、逆に、触れられたときどんな感じがしますか?

 肌は感覚器であり、脳なんです。

 この脳である皮膚を刺激してあげるのは、特に、赤ちゃんには大切なことなんです。

 皮膚にあるいろいろな感覚器が刺激され、脊髄から間脳をへて、大脳に伝わり、情動や自律神経系、免疫系、内分泌系に影響を与えるのです。

 皮膚への刺激は心と身体の両面に好ましい影響を与えます。

 なので、タッチケアなんです。

 タッチケアを生後3ヶ月から6ヶ月間家庭で行った場合、その赤ちゃんの社会性が高まり、認知・適応能力も高まったという研究結果があるそうです。

 その他、寝付きや夜泣き、感の高ぶり、便秘などに改善が見られるという結果もあります。

 皮膚は、露出した脳です。 良い刺激も悪い刺激も簡単にあたえることができます。

 ぜひ、良い刺激をあげたいですよね。

 パパやママの愛情たっぷりのタッチケアをおこなってみませんか?

 明日は、『まだまだあります、タッチケアの効能。大人にもタッチケア!』(仮題)をお話したいと思います。

 それではまた、明日!